Wordで文章全体のフォントを游明朝に変更したのに、「游明朝」と「游明朝(本文のフォント)」の2種類に分かれてしまうことがあります。見た目は同じように見えても、Word内部では別のフォント設定として扱われるため、書式を揃えたい場合に困るケースがあります。
この記事では、Wordで游明朝が2種類表示される理由と、文書全体のフォントを統一する方法について解説します。
游明朝と游明朝(本文のフォント)が表示される理由
Wordには単純なフォント名だけではなく、「テーマフォント」という仕組みがあります。
「游明朝」はフォント名を直接指定した状態で、「游明朝(本文のフォント)」はWordの文書テーマで本文用フォントとして設定されている状態を意味します。
例えば、新規作成したWord文書では、標準スタイルに本文用テーマフォントが設定されているため、フォント変更を行っても一部の文字が「游明朝(本文のフォント)」として残ることがあります。
Wordで游明朝に統一する基本的な方法
文章全体を同じフォントとして扱いたい場合は、フォントの置換やスタイル変更を利用すると簡単に統一できます。
まず文書内のすべての文字を選択します。Windowsの場合は「Ctrl+A」、Macの場合は「Command+A」で全文を選択します。
その状態で「ホーム」タブのフォント設定から「游明朝」を選択し、再度適用すると直接指定フォントとして統一できます。
スタイル設定から本文フォントを変更する方法
「游明朝(本文のフォント)」を消したい場合は、文字を直接変更するだけではなく、Wordのスタイル設定を変更する方法が有効です。
「ホーム」タブのスタイル一覧から「標準」を右クリックし、「変更」を選択します。
フォント設定で本文用フォントを「游明朝」に変更すると、文書全体の基本設定が揃いやすくなります。
特に長い文書やレポート、社内資料などでは、直接フォントを変更するよりスタイルを修正した方が後から編集しやすくなります。
フォントを変更しても2種類残る場合の対処法
フォント変更後も「游明朝」と「游明朝(本文のフォント)」が残る場合は、文字ごとに異なる書式情報が保存されている可能性があります。
その場合は、「ホーム」タブにある「すべての書式をクリア」を利用すると、不要な書式設定を解除できます。
例えば、インターネットからコピーした文章や、別のWordファイルから貼り付けた文章では、元のテーマ設定が残っていることがあります。
書式の違いを確認する方法
どの部分が異なる設定になっているか確認したい場合は、「ホーム」タブの編集記号表示やスタイル表示を利用すると原因を特定しやすくなります。
同じ游明朝に見えても、一方が直接指定フォント、もう一方がテーマフォントの場合、文書のテンプレート変更時などに表示が変化する可能性があります。
印刷用資料や提出用文書では、フォント名を完全に統一しておくことで、環境が変わった際の表示崩れを防げます。
Wordでフォントを統一するときの注意点
Wordではフォント名だけを揃えるより、文書全体のスタイル設定を整えることが重要です。
特に会社資料や論文などでは、本文・見出し・表内文字などで別々のスタイルが設定されている場合があります。
例えば本文だけ游明朝に変更しても、見出しや表の中に別のテーマフォントが残っていると、完全な統一にはなりません。
まとめ
Wordで「游明朝」と「游明朝(本文のフォント)」に分かれる原因は、通常のフォント指定とテーマフォント設定の違いによるものです。
簡単な文書であれば全文選択して游明朝を指定するだけでも改善できますが、長文資料ではスタイル設定を変更する方が確実です。
フォントを完全に統一したい場合は、文字の直接設定だけでなく、Wordのテーマやスタイルも確認すると、再発を防ぎながら綺麗な文書作成ができます。


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