Wordで文書を作成するとき、指定された書式として「游明朝15.5pt・20字×20行」のような設定を求められることがあります。しかし、文字数と行数を設定しても実際には縦が16行や17行になってしまい、思った通りのレイアウトにならないことがあります。
これはWordの文字サイズ、余白、行間、用紙設定などが複雑に関係しているためです。この記事では、古いバージョンのWordでも20字×20行に近づけるための設定方法と、うまくいかない原因について詳しく解説します。
Wordで20字×20行にならない主な原因
Wordの「文字数と行数の指定」は、単純にフォントサイズだけで決まるものではありません。ページの余白や用紙サイズ、フォントの高さ、行送りの設定などによって実際の表示は変化します。
特に游明朝のような日本語フォントは、英数字用フォントや行間設定の影響を受けやすく、指定した文字サイズでも想定より少ない行数になることがあります。
例えば、A4用紙で上下の余白が大きく設定されている場合、20行に設定したつもりでも本文部分の高さが足りず、表示上は16行程度になるケースがあります。
まず確認したいページ設定
20字×20行に設定する場合は、最初にページ設定を確認します。
Word上部の「レイアウト」または「ページレイアウト」から「ページ設定」を開き、以下の項目を確認します。
| 設定項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 用紙サイズ | A4など指定されたサイズにする |
| 余白 | 上下左右の余白を指定値に合わせる |
| 文字数と行数 | 「文字数と行数を指定する」を選択する |
古いWordでは設定画面の場所が少し異なる場合がありますが、「ページ設定」内に文字数と行数を調整する項目があります。
文字数と行数を指定する正しい手順
Wordで20字×20行にするには、フォント設定だけではなく、ページ設定から文字数と行数を指定する必要があります。
設定手順は以下の流れです。
- 「レイアウト」または「ページレイアウト」を開く
- 「ページ設定」の右下にある小さい矢印をクリックする
- 「文字数と行数」タブを選択する
- 「文字数と行数を指定する」を選ぶ
- 文字数を20、行数を20に設定する
- フォントを游明朝15.5ptに変更する
この順番が重要です。先にフォントを変更すると、Wordが自動的に行間を調整して設定がずれる場合があります。
游明朝15.5ptで行数が減る場合の調整方法
游明朝15.5ptで20行にならない場合は、行間設定を確認してください。
文章を選択した状態で「段落設定」を開き、「行間」を確認します。「1行」や「倍数」になっている場合、文字数と行数指定と合わなくなることがあります。
例えば、レポートや原稿作成では「固定値」に変更することで、指定された行数に近づけることができます。ただし、固定値を小さくしすぎると文字が重なって読みにくくなるため注意が必要です。
Wordの古いバージョンで発生しやすい問題
2017年頃に購入したWordでも基本的な設定は可能ですが、新しいWordと比べると日本語レイアウトの処理やフォント表示が異なる場合があります。
また、游明朝はWindowsの環境やOfficeの更新状況によって表示が変わることがあります。同じファイルでも別のパソコンで開くと行数が変化する場合があります。
提出用の文書を作る場合は、最後にPDFへ変換してレイアウトを固定すると、相手の環境で表示が変わる問題を防げます。
20字×20行に設定するときの注意点
Wordの文字数・行数指定は、必ずしも印刷時の見た目と完全一致するわけではありません。特にフォントサイズが大きい場合や余白設定によっては微調整が必要です。
実際に提出する書類や原稿の場合は、画面上の表示だけではなく印刷プレビューで確認することが大切です。
例えば、画面では20行に見えていても、印刷すると余白やヘッダー設定の影響でずれることがあります。
まとめ
Wordで游明朝15.5ptを使って20字×20行に設定できない場合、原因はフォントではなくページ設定や行間設定にあることが多いです。
「文字数と行数を指定する」設定を使い、用紙サイズや余白、段落設定を確認することで指定に近いレイアウトを作成できます。
古いWordでも設定自体は可能ですが、環境による表示差があるため、完成後は印刷プレビューやPDF化で確認すると安心です。


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