Excelでは、入力した数値をそのまま残したまま、表示だけを「500L」「1,200L」「195.56L」のように変更することができます。単位の文字を直接入力すると計算ができなくなりますが、セルの書式設定にユーザー定義を使えば、数値として扱いながら見た目だけを変更できます。
この記事では、容量や数量などのデータを「L(リットル)」付きで表示するための設定方法と、桁区切りや小数点を維持する方法について解説します。
Excelで数値の後ろに「L」を表示する方法
セルに入力した数値の後ろへ単位を表示したい場合は、「セルの書式設定」にある「ユーザー定義」を使用します。
設定する書式は以下になります。
#,##0.##”L”
この設定をすると、入力した数値は以下のように表示されます。
| 入力値 | 表示結果 |
|---|---|
| 500 | 500L |
| 1200 | 1,200L |
| 195.56 | 195.56L |
「L」は文字として表示するため、ダブルクォーテーションで囲む必要があります。
ユーザー定義書式を設定する手順
設定方法は以下の手順です。
- Lを付けたいセルを選択する
- 右クリックして「セルの書式設定」を開く
- 「表示形式」タブを選択する
- 分類から「ユーザー定義」を選ぶ
- 種類の欄に #,##0.##”L” と入力する
- 「OK」をクリックする
設定後は、セルに「500」と入力するだけで、自動的に「500L」と表示されます。
重要なのは、セルの中身は数値のままという点です。そのため、合計や平均などの計算にもそのまま利用できます。
書式「#,##0.##”L”」の意味
ユーザー定義書式の記号にはそれぞれ意味があります。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| # | 不要な0を表示しない数字 |
| 0 | 必ず表示する数字 |
| , | 3桁ごとのカンマ区切り |
| .## | 小数点以下2桁まで表示 |
| “L” | Lという文字を追加表示 |
例えば「1200」は「1,200L」となり、「195.56」は「195.56L」と表示されます。一方で「500.00」のような不要な小数点は表示されません。
小数点を必ず2桁表示したい場合
場合によっては、小数点以下を必ず2桁表示したいこともあります。その場合は以下の書式を使用します。
#,##0.00″L”
この場合、「500」は「500.00L」、「195.56」は「195.56L」と表示されます。
在庫管理表や計測データなど、すべて同じ桁数で表示したい場合はこちらの設定が向いています。
単位を直接入力しないほうがよい理由
Excelでは「500L」と直接入力することもできますが、その場合Excelは文字データとして扱うため、計算ができなくなる可能性があります。
例えば「500L」「1200L」と入力したセルを合計しようとしても、Excelは数字として認識できず正しく計算できません。
容量や重量、金額などのデータは数値として入力し、表示だけを変更するユーザー定義書式を利用するのがおすすめです。
まとめ
Excelで「500L」「1,200L」「195.56L」のような表示にしたい場合は、セルの書式設定でユーザー定義を選び、#,##0.##”L”を設定します。
この方法なら数値データを保持したまま単位を表示できるため、計算や集計にも影響しません。
容量管理や商品データ、測定結果などで単位を付けたい場合は、文字を直接入力せずユーザー定義書式を活用すると、Excelをより便利に使えます。


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