「○○の定義」で好きなものは?ピタゴラスイッチの「○○の定義」から考える面白いテーマ例

Linux系

「○○の定義」という言葉遊びは、普段何となく使っている言葉について「それって結局どういうもの?」と自分なりに考えてみる楽しさがあります。NHK Eテレの『ピタゴラスイッチ』をきっかけに、「○○の定義」という表現や考え方が好きになった人もいるでしょう。

辞書のように厳密な意味を説明するだけが「定義」の面白さではありません。「幸せとは何か」「大人とは何か」「友達とは何か」のように、答える人によって内容が変わるテーマもあります。

この記事では、『ピタゴラスイッチ』が好きな人にもおすすめしたい「○○の定義」のテーマを、考えやすいものから少し深いものまで紹介します。

そもそも「○○の定義」の面白さとは

定義とは、ある言葉や概念が何を意味するのか、その範囲や条件を明確にすることです。ただし、日常会話で「○○の定義」と言う場合は、必ずしも学術的な定義を作る必要はありません。

例えば「友達の定義」を考えるとします。「連絡先を知っている人」だけでは広すぎるでしょうし、「毎週会う人」にすると、遠くに住む親友が除外されてしまいます。このように条件を考えていくと、普段無意識に使っている「友達」という言葉にも、自分なりの基準があることに気付きます。

『ピタゴラスイッチ』も、身の回りの仕組みや考え方を「そういう見方があったのか」と捉え直す面白さを持つ番組です。NHK公式では、4~6歳児を対象に「考え方」を育てる番組として紹介されています。[参照] NHK「ピタゴラスイッチ」

好きな「○○の定義」として挙げやすいテーマ

人に「好きな○○の定義は?」と聞かれたときは、難しい言葉を選ぶ必要はありません。むしろ、誰でも知っているのに境界線が曖昧な言葉ほど話が広がります。

例えば、次のようなテーマがあります。

  • 幸せの定義:お金、健康、人間関係、自由など、何を重視するかで変わる
  • 友達の定義:会う頻度なのか、信頼関係なのか
  • 大人の定義:年齢なのか、自立なのか、責任を負えることなのか
  • 成功の定義:収入や地位だけでなく、自分の目標を達成することとも考えられる
  • 趣味の定義:上手である必要があるのか、好きで続けていれば趣味なのか
  • 推しの定義:「好きな有名人」と何が違うのか
  • 青春の定義:学生時代だけなのか、大人になってからも青春はあるのか
  • かわいいの定義:見た目だけなのか、仕草や性格も含むのか

こうしたテーマには唯一の正解がないため、「私はこう思う」「その考え方も分かる」と会話を続けやすいのが特徴です。

「幸せの定義」は特に考えるほど面白い

数あるテーマの中でも、「幸せの定義」は人による違いがはっきり表れます。欲しいものを買えることを幸せと考える人もいれば、好きな人と穏やかに過ごせること、一人で自由に過ごせることを幸せと考える人もいます。

例えば「毎日楽しい状態」を幸せと定義すると、悲しい日が一日あっただけで幸せではなくなってしまいます。一方、「自分が大切だと思うものを大切にできる状態」と定義すれば、嫌なことがある日でも幸せな人生は成立します。

このように、自分で定義を作ってから例外を考えてみると、「本当は何を大切にしているのか」が見えてきます。単なる言葉遊びから価値観の話へ発展するのが「○○の定義」の面白いところです。

「友達の定義」は人間関係の価値観が出やすい

「友達」も意外と定義するのが難しい言葉です。同じ学校や職場でよく話すだけでも友達なのか、プライベートで遊ぶようになって初めて友達なのかは、人によって感覚が違います。

例えば「困ったときに助け合える人」を友達と定義することもできます。しかし、それでは気軽にゲームをしたり雑談したりするだけの相手は友達ではないのでしょうか。反対に、何年も会っていなくても久しぶりに会えば昔と同じように話せる人を親友だと感じることもあります。

「友達の定義」を話し合うと、付き合いの長さを重視する人、会う頻度を重視する人、信頼を重視する人など、それぞれの人間関係に対する考え方が見えてきます。

「大人の定義」は年齢だけでは決めにくい

法律上の成人年齢には明確な基準がありますが、日常会話でいう「大人っぽい」「本当の大人」という言葉には別の意味があります。そのため「大人の定義」も考え甲斐のあるテーマです。

「自分の行動に責任を持てる人」「感情だけでなく相手の立場も考えられる人」「自分で生活を成り立たせられる人」など、さまざまな定義が考えられます。

逆に「何歳になっても分からないことがあると認められる人こそ大人」という考え方もできます。同じ言葉でも、どの特徴を中心に置くかで全く違った定義になるのが興味深いところです。

身近なものをあえて定義すると面白い

哲学的なテーマだけでなく、「これはどこから○○なのか?」という身近な境界線を考える遊びもおすすめです。

例えば「散歩の定義」を考えてみましょう。目的地がなく歩けば散歩なのか、コンビニへ買い物に行く途中に遠回りしたら散歩になるのか、犬を連れていなければならないのか、と条件を変えるだけで話が広がります。

同じように「旅行とお出かけの境界」「おやつと食事の境界」「ゲームと遊びの違い」「料理と調理の違い」「コレクションは何個からコレクションなのか」なども、友達同士で話すと意外に意見が分かれます。

「推しの定義」は今っぽくて盛り上がりやすい

現代的なテーマなら「推しとは何か」も面白い題材です。単純に好きな芸能人・VTuber・キャラクターなら全員「推し」なのか、それとも特別に応援したい対象だけを推しと呼ぶのかで意見が分かれます。

「グッズを買わなければ推しではない」という条件を付けると、お金を使わず応援している人が除外されます。「毎日見ている人」とすると、たまにしか活動しないアーティストを長年応援している人には当てはまりません。

そこで「存在や活動を特別に応援したいと思う対象」などと定義すると、アイドルだけでなくスポーツ選手や作品のキャラクターにも当てはめられます。定義を考える作業そのものが、自分にとって「推す」とは何なのかを整理するきっかけになります。

良い定義を作るコツは「当てはまらない例」を考えること

自分で「○○の定義」を作るときは、最初から完璧な文章を考える必要はありません。まず「○○とは△△である」と仮の定義を作り、その条件ではおかしくなる例を探してみます。

例えば「スポーツとは体を動かして競うもの」と定義すると、競技性のない運動はどうなるのか、体の動きが比較的小さい競技はどう扱うのか、といった疑問が生まれます。そこで条件を追加したり削ったりしながら定義を調整できます。

この「例を出す→例外を見つける→定義を修正する」という流れは、言葉遊びであると同時に、物事を分類して考える練習にもなります。

「○○の定義」は正解を決めるより違いを楽しむ

「幸せとは○○」「友達とは○○」のようなテーマでは、辞書に載っている意味と個人が考える意味を分けて考えることが大切です。辞書的・法律的・学術的に決められた定義がある言葉については、個人の感想だけで意味そのものを変更できるわけではありません。

一方、「自分にとっての幸せ」「自分にとっての青春」のような問いなら正解は一つではありません。同じ質問に複数人が答えることで、むしろ違いそのものを楽しめます。

例えば「青春とは学生時代」という人と「夢中になれるものがある期間は何歳でも青春」という人がいたとしても、どちらかを間違いにする必要はありません。「なぜそう考えたのか」を聞くことで会話がさらに面白くなります。

まとめ:「○○の定義」は身近な言葉ほど面白くなる

「○○の定義」で面白いテーマを探しているなら、幸せ、友達、大人、青春、成功、趣味、推し、かわいいなど、誰でも知っているのに人によって境界線が違う言葉がおすすめです。

さらに「散歩はどこから散歩なのか」「旅行とお出かけは何が違うのか」のように、身近な行動をあえて定義してみるのも面白い遊び方です。簡単そうな言葉ほど、実際に説明しようとすると例外がたくさん見つかります。

『ピタゴラスイッチ』のように、普段当たり前だと思っているものを別の角度から眺めるのが好きなら、「○○とは何だろう」と自分で条件を考える遊びとの相性は良いでしょう。

定義を一つ決めること以上に、「なぜその定義にしたのか」「その条件だとこれはどうなるのか」まで考えてみることが醍醐味です。友達同士で同じテーマに答えて比べてみると、それぞれの価値観まで見えてくるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました