AutoCAD 2025で、Shiftキーを押して一時的に直行モード(オーソモード)に切り替えられない場合があります。以前は正常に機能していたものの、設定変更後に動作しなくなった場合の原因と解決策を解説します。
TEMPOVERRIDES設定の確認
一時的直行モードに影響するシステム変数がTEMPOVERRIDESです。通常は「1」に設定されている必要がありますが、すでに確認済みとのことです。
この変数が有効でも、他の設定や機能が競合している場合、Shiftキーによる直行切替が反応しないことがあります。
動作しない原因として考えられるもの
1. キーボードの物理的な問題:Shiftキーが正常に認識されていない場合。
2. カスタムショートカットの競合:AutoCADのカスタマイズでShiftキーのショートカットが上書きされている場合。
3. 一時的に直行モードが無効になるオプション:グリップ編集やオブジェクトスナップの設定が直行機能をブロックしている可能性があります。
対策と設定方法
1. キーボードの確認:別のソフトでShiftキーが機能するかテストし、物理的に問題がないか確認します。
2. カスタムショートカットの確認:CUI(カスタマイズユーザーインターフェイス)でShiftキーに割り当てられたコマンドをチェックし、直行モードの操作と競合していないか確認します。
3. オブジェクトスナップやグリップ設定:直行モードの優先度を妨げる設定がないか、[オプション] > [作図補助]タブで確認します。
その他の確認ポイント
AutoCADを最新のアップデートに更新することで、Shiftキー関連の不具合が修正される場合があります。また、カスタムテンプレートやプロファイルをリセットして、デフォルト設定で動作を確認することも有効です。
特に新しいバージョンでは、一部のキー操作やショートカットが以前と異なる挙動になることがあります。
まとめ
AutoCAD 2025でShiftキーによる一時直行モードが反応しない場合、TEMPOVERRIDESだけでなく、キーボードの状態、カスタムショートカット、オブジェクトスナップ設定、ソフトウェアアップデートなど複数の要因を確認する必要があります。順番にチェックすることで、以前と同じ直行モードの操作を復活させることが可能です。


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