Windows11を搭載したデスクトップPCで突然「デバイスに問題が発生したため再起動する必要があります」と表示され、再起動を繰り返す症状が発生することがあります。特に「kernel security check failure」「page fault in nonpaged area」「irql not less or equal」「wdf01000.sys」「ntoskrnl.exe」などの停止コードが表示される場合、ドライバーやメモリ、Windowsシステムファイルなど複数の原因が考えられます。この記事では、PCに詳しくない方でも確認しやすい順番で原因の切り分け方法と復旧手順を解説します。
Windows11で突然再起動を繰り返す主な原因
突然の強制再起動やブルースクリーンは、Windowsがシステムを保護するために異常を検知して停止している状態です。単純な一時的な不具合の場合もありますが、何度も発生する場合は原因を確認する必要があります。
ガレリアなどのゲーミングPCでは、高性能なCPUやGPU、メモリを搭載しているため、ドライバーやメモリ設定、電源周辺の問題が原因になることもあります。
代表的な原因には以下があります。
- グラフィックボードやチップセットなどのドライバー不具合
- Windowsアップデート後のシステム異常
- メモリの故障や接触不良
- SSDやHDDのエラー
- 電源ユニットや温度上昇による不安定化
表示された停止コードから考えられる原因
ブルースクリーンに表示される停止コードは、原因を特定するための重要な手掛かりになります。ただし、表示されたファイル名が必ずしも故障箇所とは限りません。
例えば「ntoskrnl.exe」はWindowsの中心的なシステムファイルですが、これ自体が壊れているとは限らず、周辺のドライバーやメモリ異常によってエラーの原因として表示される場合があります。
| 停止コード | 考えられる原因 |
|---|---|
| Kernel Security Check Failure | ドライバー、メモリ、システムファイルの問題など |
| Page Fault In Nonpaged Area | メモリ、ドライバー、仮想メモリ関連の問題など |
| IRQL Not Less Or Equal | 不適切なドライバーやハードウェア異常など |
| Wdf01000.sys | Windowsドライバーフレームワーク関連の異常 |
複数の停止コードが出ている場合は、特定の1つのソフトではなく、ドライバーやハードウェア側の問題を疑う必要があります。
まず試したいWindows11の修復手順
再起動ループ状態でも、Windowsの回復環境から修復できる可能性があります。まずは電源を入れて自動修復画面が表示されるか確認します。
自動修復画面が表示された場合は、以下の手順を試します。
- 「詳細オプション」を選択する
- 「トラブルシューティング」を選択する
- 「詳細オプション」を開く
- 「スタートアップ修復」を実行する
改善しない場合は「セーフモード」を起動し、最近入れたドライバーやソフトウェアを削除します。特にグラフィックボード関連の更新後に発生した場合は、GPUドライバーが原因の可能性があります。
セーフモードで確認するポイント
通常起動できない場合でも、セーフモードでは最低限のドライバーだけでWindowsを起動できます。起動できた場合は、ハードウェアよりもソフトウェア側の問題である可能性が高くなります。
セーフモードでは以下を確認します。
- 最近インストールしたソフトを削除する
- デバイスマネージャーで警告マークを確認する
- グラフィックドライバーを再インストールする
- Windows Updateの履歴を確認する
例えばゲーム用ドライバーを更新した直後から不具合が発生した場合、以前のドライバーへ戻すことで改善するケースがあります。
メモリ診断とSSDチェックでハードウェアを確認する
「Kernel Security Check Failure」や「Page Fault In Nonpaged Area」が頻発する場合、メモリ異常の確認が重要です。
Windowsには標準でメモリ診断機能があります。検索欄に「Windows メモリ診断」と入力して実行し、再起動後のチェック結果を確認します。
また、SSDの状態確認も必要です。ストレージの異常があるとWindowsの重要ファイルが正常に読み込めず、ブルースクリーンや起動失敗につながることがあります。
PC内部の確認で改善する場合もある
デスクトップPCの場合、メモリやグラフィックボードの接触不良によって突然再起動することがあります。
電源を完全に切り、コンセントを抜いた状態で以下を確認します。
- メモリを一度抜いて差し直す
- グラフィックボードの装着状態を確認する
- 内部のホコリを清掃する
- 電源ケーブルが緩んでいないか確認する
例えば購入から数年経過したゲーミングPCでは、ホコリによる温度上昇や接触不良が原因になることがあります。
改善しない場合はWindowsの再インストールも選択肢
ドライバー修復やハードウェア確認を行っても改善しない場合、Windows自体を入れ直すことで解決する場合があります。
ただし、再インストールを行うとデータが消える可能性があるため、可能であれば先に写真や重要ファイルをバックアップしてください。
SSDやメモリに物理的な故障がある場合は、Windowsを入れ直しても再発するため、ハードウェア診断も必要になります。
まとめ
Windows11搭載のガレリアPCで再起動ループやブルースクリーンが発生した場合、原因はドライバー、メモリ、SSD、Windowsシステムなど複数考えられます。
表示された「kernel security check failure」や「irql not less or equal」などの停止コードは重要な手掛かりですが、それだけで原因を断定することはできません。
まずは自動修復、セーフモード、ドライバー確認、メモリ診断、SSD確認の順番で切り分けることで、PCに詳しくない場合でも原因を特定しやすくなります。改善しない場合は、大切なデータを守るためにも無理に起動を繰り返さず、修理や専門業者への相談も検討すると安心です。

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