Illustratorでファイルが消えた時の復元方法|閉じる操作でデータが見つからない場合の対処法

Illustrator

Adobe Illustratorで作業中、不要な作品を閉じようとしただけなのに、他のファイルまで消えたように見えることがあります。Finderからも見つからない場合は、保存場所の確認や自動復元データの確認など、いくつかの方法で復旧できる可能性があります。

この記事では、Illustratorでファイルが表示されなくなった時に確認すべきポイントや、間違って閉じてしまった場合の復元方法、今後データを守るための対策について解説します。

Illustratorの「閉じる」でファイル自体が消えることはあるのか

基本的に、Illustratorの「ファイル」メニューから「閉じる」を選択しても、保存済みのファイルそのものが削除されることはありません。

「閉じる」は現在開いているドキュメントをIllustrator上から閉じる操作であり、パソコン内に保存されているaiファイルを消去する機能ではありません。

そのため、複数のファイルが消えたように見える場合は、実際には未保存のデータだった、保存場所が別になっていた、または別の操作が行われた可能性があります。

最初に確認したいIllustratorファイルの保存場所

ファイルが見つからない場合は、まずFinderで検索する前に保存場所を確認することが大切です。

Illustratorでは、以下のような場所に保存しているケースがあります。

  • デスクトップ
  • 書類フォルダ
  • ダウンロードフォルダ
  • 外付けHDDやUSBメモリ
  • Creative Cloudストレージ

Finderの検索では、ファイル名だけでなく「.ai」という拡張子で検索すると見つかりやすくなります。

例えば作品名を「イラスト1」として保存した場合でも、Finder検索欄に「.ai」と入力するとIllustratorファイルを一覧表示できます。

Illustratorの自動復元データを確認する方法

Illustratorには、突然のクラッシュや強制終了に備えて自動復元機能があります。設定が有効になっている場合、一部の作業データが残っている可能性があります。

Illustratorを再起動した際に「復元されたファイル」が表示される場合は、そのデータを確認して保存し直します。

ただし、自分で通常終了した場合や、保存せずに閉じた場合は、自動復元データが作成されていないこともあります。

未保存のIllustratorデータを復元できる可能性がある場所

保存前に閉じてしまったデータの場合、Illustratorの復元フォルダや一時ファイルを確認することで見つかる場合があります。

Macの場合は、以下のような一時保存領域にデータが残っている可能性があります。

確認場所 確認内容
Illustratorの自動復元フォルダ 復元用データが残っていないか確認
Creative Cloud 同期済みファイルを確認
Time Machine 過去のバックアップを確認

特にMacでTime Machineを利用している場合、消えたと思われる日時より前の状態へ戻せる可能性があります。

「最近使用したファイル」に表示されない理由

Illustratorの「最近使用したファイル」は、実際の保存データ一覧ではありません。

この一覧には以前開いたファイルの履歴が表示されますが、元ファイルが移動・削除された場合は「ファイルが見つかりません」と表示されます。

つまり、最近使用したファイルから開けない場合は、Illustratorが場所を覚えているだけで、実際のファイルがその場所に存在しない状態になっています。

今後Illustratorの作品データを守る方法

イラスト制作では、作業時間が長くなるほどデータ消失の影響が大きくなります。そのため、定期的な保存とバックアップが重要です。

おすすめの対策として以下があります。

  • 作業中はこまめにCommand+Sで保存する
  • ファイル名に日付やバージョン番号を付ける
  • 重要な作品は別の場所にもコピーする
  • Time Machineなどで自動バックアップする

例えば「作品名_v01.ai」「作品名_v02.ai」のように分けて保存すると、間違った編集や上書きがあった場合でも以前の状態へ戻せます。

まとめ

Illustratorの「閉じる」操作だけで保存済みファイルが削除されることは基本的にありません。ファイルが消えたように見える場合は、保存場所や未保存データ、自動復元機能を確認することが重要です。

Finder検索では.aiファイルを探したり、Creative Cloudやバックアップ環境を確認したりすることで復元できる可能性があります。

今後同じトラブルを防ぐためにも、こまめな保存とバックアップを習慣にして、大切なIllustrator作品を安全に管理しましょう。

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