Wordで大量の単語リストや文章を扱っていると、「1文字目がハで、3文字目がチの単語だけ探したい」といった検索をしたくなることがあります。しかし通常の検索機能では、単純な文字列検索しか知られていないため、「そんな細かい条件は無理では?」と思われがちです。
実は、Wordの「ワイルドカード検索」を使うことで、文字位置を指定した高度な検索が可能です。
この記事では、Wordで特定位置の文字を条件に検索する方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。
Wordの通常検索ではできない理由
普通の「Ctrl + F」の検索では、入力した文字列そのものを探します。
例えば「ハチ」と検索すると、「ハチ」「ハチドリ」などは見つかりますが、「1文字目がハ」「3文字目がチ」という条件までは指定できません。
そこで使うのがワイルドカード検索です。
ワイルドカード検索を有効にする方法
まずはWordの検索オプションを開きます。
- Ctrl + H を押す
- 「検索と置換」画面を開く
- 「あいまい検索」ではなく「ワイルドカードを使用する」にチェック
これで特殊な検索記号が使えるようになります。
1文字目が「ハ」、3文字目が「チ」の検索方法
今回の条件なら、検索欄へ以下を入力します。
ハ?チ
この「?」は「任意の1文字」を意味します。
| 検索式 | 意味 |
|---|---|
| ハ?チ | 1文字目がハ、3文字目がチ |
| ??チ | 3文字目がチ |
| ハ?? | 1文字目がハの3文字単語 |
例えば以下の単語がヒットします。
- ハクチョウ
- ハナチ
- ハマチ
逆に「ハト」や「コマドリ」は条件に合わないためヒットしません。
単語だけを対象に検索するコツ
文章中で検索すると、単語の途中にも一致してしまう場合があります。
その場合は「単語単位で検索」を使うと便利です。
- 「検索オプション」を開く
- 「単語単位で検索」にチェック
これで不要な一致を減らせます。
さらに高度な検索も可能
Wordのワイルドカード検索は、意外と高機能です。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| ? | 任意の1文字 |
| * | 0文字以上 |
| [あ-お] | 範囲指定 |
| < | 単語の先頭 |
| > | 単語の末尾 |
例えば以下のような検索もできます。
- 「カ」で始まる単語
- 5文字だけの単語
- 特定文字を含む行
辞書作成や校正作業でも役立ちます。
ExcelよりWordの方が向いているケースもある
単語リスト検索というとExcelを使う人も多いですが、文章ベースならWordのワイルドカード検索の方が直感的な場合があります。
特に原稿チェックや小説執筆、校閲用途ではWord検索が便利です。
大量文書を扱う人ほど、ワイルドカード検索を覚えると作業効率が大きく変わります。
まとめ
Wordでは「ワイルドカード検索」を使うことで、「1文字目がハ」「3文字目がチ」といった文字位置指定検索が可能です。
今回の例なら「ハ?チ」と入力することで条件一致する単語を探せます。
通常検索だけではできない高度な抽出も可能になるため、文章整理や校正、辞書作成などを行う人はぜひ覚えておきたい便利機能です。


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