Wordでレポートや論文を作成する際、「A4用紙・余白30mm・40字×40行」という指定を求められることがあります。しかし、文字数や行数を正確に合わせるには、フォントサイズだけではなく「字送り」と「行送り」の設定も重要になります。
特に一度レイアウト設定を変更した場合、現在の設定値が適切か分からなくなるケースも少なくありません。
40字×40行設定の基本
A4サイズに上下左右30mmの余白を設定すると、本文に使用できる範囲はかなり限られます。
そのため、一般的には「MS明朝 10.5pt」や「MS P明朝 10.5pt」を使用し、Wordの原稿用紙設定または文字数と行数指定機能を利用します。
Wordでは、単純に字送りや行送りを手入力するより、「1行の文字数」と「1ページの行数」を設定した方がズレにくい場合があります。
MS明朝10.5ptでの目安
MS明朝10.5ptの場合、一般的な40字×40行設定では以下が目安になります。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| フォントサイズ | 10.5pt |
| 字送り | 10.5pt前後 |
| 行送り | 16〜18pt前後 |
そのため、現在設定されている「字送り10.5pt」「行送り16.4pt」は、極端におかしい数値ではありません。
大学提出書類などでは、16.5pt前後が使われるケースもあります。
Wordで正確に設定する方法
Wordでは、以下の機能を使うと比較的簡単に40字×40行へ近づけられます。
- レイアウト → 余白 → ユーザー設定の余白
- 上下左右を30mmに設定
- レイアウト → 文字数と行数
- 「標準の文字数を使う」を選択
- 40字×40行を入力
この方法を使うと、Word側が自動的に文字間隔や行間を調整します。
字送りと行送りの違い
字送りは「文字同士の横方向間隔」、行送りは「行と行の縦方向間隔」です。
特にWordでは、行送りが狭すぎるとルビや記号で行が乱れることがあります。
逆に広すぎると、40行に収まらなくなる場合があります。
ズレる時によくある原因
40字×40行がうまく合わない場合、以下が原因になることがあります。
- MS P明朝とMS明朝の違い
- 段落前後の余白設定
- 「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」設定
- 既定スタイルの変更
特に段落設定の「前後の間隔」が残っていると、行数がずれるケースがあります。
まとめ
A4・余白30mm・40字×40行設定では、MS明朝10.5ptなら字送り10.5pt、行送り16〜18pt前後が一般的な目安です。現在の16.4pt設定も大きく外れているわけではありません。
ただし、Wordでは手動調整よりも「文字数と行数指定」機能を使う方が安定しやすいため、提出形式が厳密な場合はWordのレイアウト機能を活用するのがおすすめです。

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