Windowsでデスクトップとノートパソコンの同期を解除する方法|OneDriveの一部同期停止やOfficeファイル管理を解説

Windows 全般

デスクトップパソコンとノートパソコンを同じMicrosoftアカウントで利用していると、ファイルや設定が自動的に同期され、便利な反面「一時的に同期を止めたい」「特定のフォルダだけ同期したくない」と感じることがあります。特にWordやExcelの最近使ったファイル表示が共有されることで、意図しない端末側に履歴が表示される場合もあります。この記事では、Windowsの同期を解除する方法や、一部分だけ同期させない設定について詳しく解説します。

Windowsパソコン同士の同期は何によって行われているのか

WindowsのデスクトップPCとノートPC間でファイルが同期される主な原因は、MicrosoftアカウントとOneDriveの設定です。Windows 10やWindows 11では、初期設定時にOneDriveの利用を開始していると、デスクトップやドキュメント、画像フォルダなどが自動的にクラウドへ保存されることがあります。

例えば、デスクトップPCで保存したWordファイルがノートパソコンにも表示される場合、そのファイルがOneDriveの同期対象フォルダに保存されている可能性があります。

また、WordやExcelの「最近使ったファイル」の一覧は、OneDriveだけではなくMicrosoftアカウントの利用状況によって共有されることがあります。そのため、ファイル自体を同期していなくても履歴だけが表示されるケースがあります。

OneDriveの同期を一時的に解除する方法

一時的に同期を止めたい場合は、OneDriveの同期停止機能を利用できます。

  1. 画面右下の通知領域にあるOneDriveの雲アイコンをクリックする
  2. 歯車アイコンから「同期を一時停止」を選択する
  3. 停止する時間(2時間、8時間、24時間など)を選ぶ

この方法ではファイルを削除せず、一時的に通信と同期処理だけを停止できます。再び同期したい場合は同じ場所から再開できます。

例えば、外出先でノートパソコンを使う際だけ同期を止めたい場合や、大量のファイル更新で通信量を抑えたい場合に便利です。

パソコン間の同期を完全に解除する方法

同期自体を必要としない場合は、OneDriveのリンク解除を行います。

手順は以下の通りです。

  1. OneDriveの雲アイコンをクリックする
  2. 設定を開く
  3. 「アカウント」タブを選択する
  4. 「このPCのリンクを解除」をクリックする

リンクを解除すると、そのパソコンではOneDriveとの自動同期が停止します。ただし、クラウド上に保存されているデータが消えるわけではありません。

例えば、自宅のデスクトップは仕事用、ノートパソコンは持ち運び用として使い分けたい場合は、それぞれ別の同期設定にすると管理しやすくなります。

特定のフォルダだけ同期しない設定にする方法

すべての同期を解除する必要がない場合は、同期するフォルダを選択できます。

OneDriveの設定画面から「アカウント」→「フォルダーの選択」を開くと、同期対象にするフォルダを指定できます。

例えば、仕事用のWordやExcelファイルだけ同期し、個人的なデータが入ったフォルダは同期しないという使い方が可能です。

ただし、デスクトップフォルダ自体がOneDriveのバックアップ対象になっている場合は、デスクトップ同期を停止する設定も必要になります。

WordやExcelの最近使ったファイルを同期させない方法

WordやExcelを開いた時に表示される「最近使ったファイル」は、ファイル同期とは別の仕組みで管理されています。

表示を減らしたい場合は、Officeアプリ側の設定を変更します。

  1. WordまたはExcelを開く
  2. 「ファイル」メニューを選択する
  3. 「オプション」を開く
  4. 「詳細設定」から最近使ったファイルの表示数を変更する

また、MicrosoftアカウントでOfficeにログインしている場合、履歴や設定が同期されることがあります。完全に分けて利用したい場合は、別アカウントを使用する方法もあります。

例えば、仕事用PCでは仕事の履歴だけ表示し、個人用ノートパソコンでは別の履歴にしたい場合、Microsoftアカウントを分けることで管理しやすくなります。

同期解除前に注意するポイント

同期を解除する前には、重要なファイルがどこに保存されているか確認することが大切です。

OneDrive上だけに保存されているファイルの場合、同期解除後に別の場所からアクセスしにくくなる可能性があります。必要なファイルは事前にパソコン本体や外付けストレージへコピーしておくと安心です。

また、同期は単なるデータ共有ではなく、バックアップの役割を果たしている場合もあります。解除する場合は、自分に合った保存方法を用意しておくことがおすすめです。

まとめ|同期は全部解除するより必要な部分だけ管理するのがおすすめ

デスクトップとノートパソコンの同期は、主にOneDriveやMicrosoftアカウントによって行われています。一時的に止めたい場合は同期停止、完全に分けたい場合はリンク解除を利用できます。

また、WordやExcelの最近使ったファイル表示はファイル同期とは別に管理されているため、Office側の設定変更やアカウント分離が必要になる場合があります。

すべての同期を解除するのではなく、必要なフォルダだけ同期する設定にすると、便利さを保ちながらパソコンごとの使い分けができます。

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