PS5のメディアギャラリーで動画が再生できない・CE-110169-8が出る原因は?セーフモードで進めない場合の対処法

動画、映像

PlayStation 5(PS5)のメディアギャラリーで、撮影直後は再生できたビデオクリップが数日後になると開けず、エラーコード「CE-110169-8」が表示されることがあります。特に複数の過去動画で同じ現象が起きる場合は、単なる操作ミスではなく、キャプチャーファイル、メディアギャラリーの管理情報、PS5のシステムソフトウェアやストレージ周辺などを順番に切り分ける必要があります。

なお、2026年8月時点でPlayStation公式サポートを確認した限り、「CE-110169-8」そのものを個別に説明する公開エラーコードページは確認できませんでした。そのため、このコードだけを見て「動画が破損している」「SSDが故障している」などと原因を断定するのは避けた方がよいでしょう。

一方、PlayStation公式にはメディアギャラリー、セーフモード、キャッシュ消去、データベース再構築などの正規手順が案内されています。この記事では、撮影済み動画をできるだけ失わないことを優先しながら、安全な順番で対処方法を解説します。

まず確認:PS5の「メインギャラリー」はメディアギャラリー

PS5で撮影したスクリーンショットやゲームプレイ動画は「メディアギャラリー」で管理されます。PlayStation公式によると、ゲームホームから「メディアギャラリー」を開くことで、保存されているスクリーンショットやビデオクリップを確認できます。[参照] PlayStation公式「PS5でスクリーンショットやビデオクリップを閲覧する方法」

また、直近のキャプチャーはコントロールセンターの「最近のクリエイト」から最大15個確認できます。そのため、問題が起きたときは「メディアギャラリーからだけ再生できないのか」「最近のクリエイトからも再生できないのか」を確認すると切り分けに役立ちます。

例えば今日撮影した動画はどちらからも再生できるのに、3日前の動画だけメディアギャラリーでエラーになる場合は、その特定ファイルまたは過去キャプチャーの管理情報に問題がある可能性を考えます。一方、古い動画が一斉に開けない場合は、メディアギャラリーやストレージ側を含めて確認した方がよいでしょう。

CE-110169-8だけでは原因を断定できない

PS5のエラーコードにはPlayStation公式サイトで原因と対処法が公開されているものが多数あります。しかし、2026年8月時点で「CE-110169-8」について検索した限り、PlayStation公式の個別エラーコード解説ページは確認できませんでした。

したがって「CE-110169-8=動画ファイル破損」「CE-110169-8=SSD故障」といった断定はできません。インターネット上の体験談が参考になることはありますが、同じコードでも発生状況まで同一とは限らないため注意が必要です。

今回のように「撮影当日は再生できたが、数日後に再生できない」という場合は、①特定動画だけの問題、②メディアギャラリーの一時的な問題、③データベースやキャッシュの問題、④システムソフトウェア側の問題、⑤ストレージや本体側の問題という順番で可能性を切り分けていくのが安全です。

最初にPS5を完全に再起動する

まず行いたいのはPS5の再起動です。レストモードへ入れて戻すだけではなく、一度通常の手順でPS5を再起動してからメディアギャラリーを確認します。

システムやアプリの一時的な状態が原因であれば、再起動だけで改善することがあります。再起動後は問題の動画だけでなく、今日撮影した動画、数日前の動画、さらに古い動画をそれぞれ再生してみてください。

ここで「新しい動画は正常・古い動画はすべてエラー」「特定の1本だけエラー」のように結果を記録しておくと、後でPlayStationサポートへ相談する場合にも役立ちます。

システムソフトウェアを最新版にする

次にPS5のシステムソフトウェアが最新版になっているか確認します。PlayStation公式でも、システムやアプリケーションデータの読み取りに関係する別のエラーでは、最初の対処としてシステムソフトウェアのアップデートを案内しています。[参照] PlayStation公式・PS5エラーの対処例

「設定」→「システム」→「システムソフトウェア」→「システムソフトウェアアップデートと設定」から更新状況を確認できます。更新がある場合は適用し、完了後にPS5を再起動してメディアギャラリーを確認します。

撮影した動画が突然再生できなくなったからといって、すぐ初期化する必要はありません。アップデートと再起動はデータを消さずに試せるため、初期化より先に行うべき対処です。

再生できる動画はUSBへコピーして保全する

古いキャプチャーでエラーが増えている場合は、原因究明より先に、まだ正常に開ける重要な動画をUSBドライブへコピーしておくことをおすすめします。PlayStation公式によると、メディアギャラリーでキャプチャーを選択し、「…その他」→「USBドライブにコピー」から外部USBストレージへコピーできます。[参照] PlayStation公式・メディアギャラリー

例えば「今日の動画は再生できるが1週間前の動画はエラーになる」という状態なら、今日の動画まで後日同じ症状になる可能性を考え、大切なものだけでも先に退避しておくと安心です。

また、エラーになる動画についても「USBドライブにコピー」が選択できるか確認する価値があります。コピーできた場合はPCなどでファイルを確認することで、「PS5上の再生処理だけがおかしいのか」「ファイル自体を正常に読み出せないのか」を判断する材料になります。

セーフモードで「データベースを再構築」する正しい手順

PlayStation公式では、本体の機能に問題がある場合の対処として、セーフモードに「キャッシュの消去とデータベースの再構築」という項目を用意しています。データベース再構築はドライブをスキャンし、本体にあるコンテンツのデータベースを新しく作成する機能です。[参照] PlayStation公式「PS5 / PS4のセーフモード」

PS5をセーフモードで起動するには、まず本体の電源を完全に切ります。その後、電源ボタンを長押しし、最初のビープ音から約7秒後に2回目のビープ音が鳴ったところでボタンを離します。そしてDualSenseワイヤレスコントローラーをUSBケーブルでPS5へ接続し、PSボタンを押します。

セーフモードのメニューが表示されたら「キャッシュの消去とデータベースの再構築」へ進み、「データベースを再構築」を選択します。PS4では独立した番号の項目だった時期がありますが、PS5では「キャッシュの消去とデータベースの再構築」の中に入っているため、古いネット記事の画面と違うことがあります。

セーフモード画面から進めない場合はUSBケーブルを確認する

「セーフモードまでは表示されるが、そこから何も選択できない」という場合、まず確認したいのがDualSenseとPS5をつなぐUSBケーブルです。PlayStation公式の手順でも、セーフモードではUSBケーブルでコントローラーを接続してPSボタンを押すよう案内されています。

通常時にBluetoothでコントローラーが使えていても、セーフモードでは有線接続が必要です。またUSBケーブルには充電しかできないタイプとデータ通信にも対応するタイプがあるため、反応しない場合はPS5付属ケーブルなど、データ通信可能と分かっているケーブルへ交換してみます。

別のUSB端子を試すことも有効です。「セーフモードそのものが壊れている」と判断する前に、コントローラーの有線認識ができているかを確認してください。

セーフモード自体でスタックする場合の公式対処

PS5がセーフモードから正常に進まない、またはセーフモードで起動し続ける場合についてもPlayStationは公式のトラブルシューティングを公開しています。[参照] PlayStation公式「セーフモードのトラブルシューティング」

公式案内では、本体の電源ボタンを長押しして完全に電源を切り、電源ケーブルを抜いて20分間そのままにした後、再接続して起動する手順が案内されています。セーフモードで起動し続ける場合には「キャッシュの消去とデータベースの再構築」から「システムソフトウェアのキャッシュを消去」を実行する方法も示されています。

それでもセーフモードを正常に利用できない場合、PlayStation公式は故障診断・修理サービスの利用を案内しています。セーフモードにすら正常に入れない状態で初期化を繰り返すより、サポートへ相談した方が安全です。

データベース再構築の前にキャッシュ消去を試す方法もある

PS5のセーフモードには「システムソフトウェアのキャッシュを消去」と「データベースを再構築」の両方があります。PlayStation公式では、本体の機能に問題がある場合やパフォーマンスが低下している場合にキャッシュ消去を利用できると説明しています。

そのため、セーフモードへ正常に入れるのであれば、まずキャッシュ消去を行い、通常起動してメディアギャラリーを確認し、それでも直らなければデータベース再構築へ進むという順番でもよいでしょう。

データベース再構築は本体内コンテンツのデータベースを作り直す機能であり、PS5初期化とは別物です。ただしPlayStationは、セーフモードの一部オプションにはデータ消失を伴うものがあるため、重要なデータは事前にバックアップするよう案内しています。

「データベース再構築」と「PS5初期化」は全く違うので注意

セーフモードには似たような名前の項目が複数ありますが、誤って「PS5を初期化」を選ばないよう注意してください。「データベースを再構築」はコンテンツのデータベースを新たに作成する処理ですが、「PS5を初期化」はユーザーデータを消去して本体を初期状態へ戻す処理です。

さらに「PS5を初期化(システムソフトウェアを再インストール)」は、ユーザーデータに加えてシステムソフトウェアも削除する強い処置です。PlayStation公式も、これらの初期化項目ではデータが削除されることを明記しています。[参照] PlayStation公式・セーフモード各項目の説明

メディアギャラリーの動画だけが再生できない段階で、バックアップも取らずに初期化を選ぶのはおすすめできません。特に残したいキャプチャーがある場合は、初期化より先にUSBへのコピーとPlayStationサポートへの相談を優先しましょう。

特定の動画だけエラーになるならファイル単位の問題も考える

メディアギャラリーに100本の動画があり、そのうち1本だけCE-110169-8で再生できない一方、残り99本は正常という場合は、PS5全体の故障より、そのビデオクリップ単体に問題が発生している可能性を先に考えます。

反対に「数日前より古い動画がほぼ全部開けない」「時間が経つと再生不能になる動画が増える」といった現象なら、単一ファイルだけの問題とは考えにくくなります。この場合は新しい動画のバックアップを優先し、キャッシュ消去・データベース再構築まで確認します。

動画のサムネイルが正常に表示されることだけでは、動画ファイル全体が正常とは断定できません。サムネイル表示と動画本体の読み込みは別の処理を含むため、「一覧にはあるのに再生するとエラー」という状態は起こり得ます。

動画を削除する前に「USBドライブにコピー」を試す

エラーになる動画をすぐ削除してしまうと、その後の復旧や原因確認ができなくなります。重要な動画であれば、削除前にメディアギャラリーの「…その他」からUSBドライブへのコピーが可能か試してください。

PlayStation公式によると、PS5ではメディアギャラリーからキャプチャーをUSBドライブへコピーできます。またPS5はUSBドライブ内の対応形式の動画をメディアギャラリーから再生する機能も備えています。[参照] PlayStation公式・USBドライブから動画を再生する方法

USBへコピーできてPCなどでも正常に再生できるのであれば、少なくとも動画データそのものを救出できる可能性があります。一方、コピー処理そのものが失敗する場合は、その結果もサポートへ伝える重要な情報になります。

改善しない場合は本体側の問題も含めてPlayStationサポートへ

システムソフトウェアを更新し、再起動、キャッシュ消去、データベース再構築まで行っても過去動画が次々再生不能になる場合は、ユーザー側でそれ以上の操作を繰り返すよりPlayStationサポートへ相談した方がよい段階です。

特に「撮影直後は必ず見られるのに数日後には必ず読めなくなる」「メディアギャラリー以外でも本体ストレージ関連のエラーが増えた」「セーフモード自体が正常に操作できない」といった複数の異常が重なっている場合は、本体側の問題も含めた診断が必要になります。

PlayStationにはオンラインの故障診断・修理受付サービスがあります。問い合わせる際は、PS5の型番、システムソフトウェアのバージョン、エラーコード「CE-110169-8」、撮影日、再生できなくなるまでの日数、特定動画だけか複数動画か、USBコピーの可否、セーフモードでどこまで操作できるかを伝えると状況を説明しやすくなります。[参照] PlayStation公式「オンライン修理受付サービス」

PS5のメディアギャラリーで動画が見られないときの対処順

重要なキャプチャーを失わないためには、強い処置から始めるのではなく、次の順番で確認するのがおすすめです。

  1. PS5を通常の方法で再起動する
  2. 新しい動画・古い動画・特定の動画のどれでエラーになるか確認する
  3. PS5のシステムソフトウェアを最新版へ更新する
  4. 再生できる重要なキャプチャーをUSBドライブへコピーする
  5. エラーになる動画もUSBへコピー可能か確認する
  6. セーフモードへ入り、「システムソフトウェアのキャッシュを消去」を試す
  7. 改善しなければ「データベースを再構築」を試す
  8. セーフモードを操作できない場合はUSBケーブルとコントローラー接続を確認する
  9. セーフモードでスタックする場合はPlayStation公式の手順に従って電源を切り、電源ケーブルを外して20分待つ
  10. それでも改善しない場合はPlayStationサポート・故障診断へ相談する

「PS5を初期化」「システムソフトウェアを再インストール」は最後の手段です。重要な動画が残っている状態では、バックアップを確保する前に実行しないよう注意してください。

まとめ:CE-110169-8は断定せず、動画の保全とセーフモードの正しい操作を優先

PS5のメディアギャラリーで、撮影当日は再生できた動画が数日後にCE-110169-8で開けなくなる場合、エラーコードだけから原因を特定することはできません。2026年8月時点では、このコードを個別に説明するPlayStation公式の公開ページも確認できないため、「必ずファイル破損」「必ずSSD故障」と断定するのは避けるべきです。

まずPS5を再起動し、システムソフトウェアを更新したうえで、まだ再生できる大切な動画をUSBドライブへコピーしておきましょう。その後、セーフモードの「キャッシュの消去とデータベースの再構築」からキャッシュ消去、必要に応じてデータベース再構築を試します。

セーフモードの画面から進めない場合は、DualSenseをUSBケーブルで接続してPSボタンを押しているか確認してください。セーフモードそのものが正常に動かない場合は、PlayStation公式が案内する電源ケーブルを外して20分待つ手順も確認します。

それでも「数日経過すると動画が次々再生不能になる」状態が続く場合は、単なる1本の動画の問題ではない可能性があります。重要なキャプチャーを可能な限り退避し、初期化する前にPlayStationサポートへCE-110169-8と具体的な再現条件を伝えて相談するのが安全です。

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