Excelでカレンダーを作成していると、日付を「d」などのユーザー定義書式で日だけ表示したくなることがあります。しかし、見た目では「1」「2」と表示されていても、Excel内部では日付データとして管理されているため、そのまま足し算すると意図した結果にならない場合があります。この記事では、Excelの日付表示と実際の計算値の違い、日付だけを数値として計算する方法について詳しく解説します。
Excelの日付表示と実際のデータは別物
Excelでは、日付は単なる文字や数字ではなく、シリアル値という数値として管理されています。例えば「2026/6/1」はExcel内部では特定の連続した数字として保存されています。
そのため、セルの表示形式を「d」に変更すると画面上では「1」と表示されますが、セルの中身自体は日付データのままです。
例えばA1に「2026/6/1」、A2に「2026/6/2」を入力して表示形式を「d」にすると、見た目は「1」「2」になります。しかし、数式で「=A1+A2」と入力すると、Excelは表示されている1と2ではなく、内部の日付シリアル値同士を計算します。
日付の「日」だけを取り出して計算する方法
日付から日付部分だけを取得したい場合は、DAY関数を使用します。
例えば、A1とA2の日だけを足したい場合は、以下の数式を入力します。
=DAY(A1)+DAY(A2)
この場合、A1の「1日」とA2の「2日」を取り出して計算するため、結果は「3」になります。
カレンダー作成で「日付の数字だけを計算したい」という場合は、この方法が最も簡単です。
表示形式を変更しても計算結果は変わらない理由
Excelの表示形式は、あくまで画面上の見え方を変更する機能です。セルに保存されているデータそのものを変更するものではありません。
例えば、日付を「d」と設定すると「15」のように日だけ表示できますが、Excel内部では「2026年6月15日」という完全な日付情報を保持しています。
そのため、表示だけを見て「1+2=3になるはず」と考えても、Excel側では日付同士の計算として処理されます。
カレンダー作成で日付を扱いやすくする方法
Excelで自作カレンダーを作る場合、日付データと表示用データを分けて管理すると便利です。
例えば、A列には実際の日付「2026/6/1」を入力し、B列には「=DAY(A1)」という数式を入れることで、日だけを表示する専用セルを作成できます。
この方法なら、カレンダーの見た目を整えながら、必要に応じて曜日計算や月末判定などの日付機能も利用できます。
TEXT関数で日付を文字として表示する方法
単純に日だけを表示したい場合は、TEXT関数を使う方法もあります。
例えば以下の数式を使用します。
=TEXT(A1,”d”)
この場合、A1の日付から日だけを文字列として取得できます。ただし、TEXT関数の結果は文字になるため、そのまま計算には向いていません。
計算が必要な場合はDAY関数、表示だけが目的の場合はTEXT関数というように使い分けると便利です。
まとめ|Excelで日付の数字だけを計算するならDAY関数が便利
Excelでは、日付の表示を「d」に変更しても、内部では日付データとして保存されています。そのため、表示されている数字だけを足したい場合は、単純な足し算では正しい結果になりません。
日付から日だけを取り出して計算する場合は「=DAY(A1)+DAY(A2)」のようにDAY関数を使うことで、希望通りの日付部分だけの計算ができます。
Excelの表示形式とデータの中身の違いを理解すると、カレンダー作成や日付計算をより自由に扱えるようになります。


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