自作PCを組み立ててWindows 11をインストールした際、インターネットに接続できず、必要なドライバーを入れられないという問題が発生することがあります。特に最新のマザーボードでは、Windows標準ドライバーにLANやWi-Fiのドライバーが含まれていない場合があります。
また、「デバイスがMiracastをサポートしていないため、外部画面をケーブルで接続する必要があります」といった表示が出ても、これはネットワーク接続とは別の問題であることが多いです。この記事では、ASUS製マザーボードを使用した自作PCで、Windows初期設定後にインターネットへ接続できない場合の原因と解決方法を解説します。
Windows 11インストール直後にネット接続できない主な原因
自作PCでは、OSを入れただけではすべてのハードウェアが正常に動作するとは限りません。マザーボードに搭載されているLANチップやWi-Fiチップを動かすためには、専用ドライバーが必要です。
市販のメーカー製PCでは購入時点でドライバーが導入されていますが、自作PCの場合はWindowsが標準で認識できない部品があるため、自分でドライバーを入れる必要があります。
特にASUSの新しいマザーボードでは、IntelやRealtek製の有線LAN、無線LANコントローラーが搭載されており、Windows 11の初期状態では認識されないケースがあります。
まず確認したいLANケーブルと接続状態
最初に確認するべきなのは、物理的な接続です。有線LANを利用する場合は、LANケーブルがマザーボード背面のLANポートに正しく接続されているか確認してください。
LANポートのランプが点灯または点滅している場合は、ケーブルやルーターとの接続は認識されています。一方でランプがまったく点かない場合は、LANドライバーが入っていない可能性があります。
別のLANケーブルや別のルーター側ポートへ接続して確認することも有効です。
ネット接続なしでWindows 11をセットアップする方法
Windows 11の初期設定ではインターネット接続を要求される場合がありますが、ドライバーを入れるために一時的にネット接続を回避できます。
セットアップ画面で「ネットワークに接続しましょう」と表示された場合、キーボードで「Shift」キーと「F10」キーを同時に押してコマンドプロンプトを開きます。
表示された画面で「OOBE\BYPASSNRO」と入力してEnterキーを押すと再起動後、インターネット接続をスキップしてWindowsのセットアップを進められる場合があります。
Windows起動後に別のPCなどでドライバーを準備してUSBメモリからインストールします。
ASUSマザーボードのLANドライバーを入れる方法
ネット接続できない自作PCでは、別のインターネット接続可能なPCを使ってドライバーをダウンロードする方法が確実です。
ASUS公式サイトから使用しているマザーボードの型番を検索し、「サポート」や「ドライバーとツール」のページからLANドライバーを取得します。
例えば、ASUSの「TUF GAMINGシリーズ」や「ROGシリーズ」などでは、Intel LANドライバーやRealtek LANドライバーが用意されています。ダウンロードしたファイルをUSBメモリで自作PCへ移し、インストールします。
Wi-Fi搭載マザーボードの場合の注意点
Wi-Fi対応モデルのASUSマザーボードでも、無線LANアンテナを接続しただけでは通信できない場合があります。
Wi-Fiチップ用のドライバーが必要なため、Intel Wi-FiドライバーやMediaTekなど搭載チップに対応したドライバーを導入してください。
また、Bluetooth機能も同じ無線チップを利用していることが多いため、Bluetoothが使えない場合も同じ原因である可能性があります。
Miracast非対応という表示について
「デバイスがMiracastをサポートしていないため、外部画面をケーブルで接続する必要があります」という表示は、画面のワイヤレス接続機能に関するメッセージです。
これはLANドライバー不足とは直接関係ありません。自作PCの場合、グラフィックボードやCPU内蔵GPU、無線LAN機能の有無によってMiracast対応状況が変わります。
通常のモニターをHDMIやDisplayPortケーブルで接続して使用する場合は、この表示を気にする必要はありません。
ドライバー導入後に確認する項目
LANドライバーをインストールした後は、Windowsの「デバイスマネージャー」を確認すると正常に認識されているか確認できます。
「ネットワークアダプター」の項目にエラー表示がなく、LANやWi-Fiの名前が表示されていれば正常です。
その後Windows Updateを実行すると、チップセットやオーディオ、グラフィック関連など、その他の必要なドライバーも自動で取得できる場合があります。
まとめ:自作PCのネット接続トラブルはLANドライバー導入が重要
自作PCでWindows 11を入れた直後にインターネットへ接続できない場合、多くはASUSマザーボードのLANやWi-Fiドライバーが不足していることが原因です。
まずはWindowsセットアップを進め、別のPCなどでASUS公式サイトから対応ドライバーをダウンロードしてUSB経由で導入する方法が有効です。
また、Miracastの表示は別の機能に関するものなので、ネット接続問題と混同せず、それぞれ原因を分けて確認することでスムーズに解決できます。

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