Cドライブとして使用しているSSDの寿命が近づいた場合、新しいSSDへ交換する方法としてクローン作成やWindowsのクリーンインストールがあります。クローン環境を用意できない場合は、Windows 11のインストールメディアを使って新しいSSDへOSを入れ直す方法が一般的です。
この記事では、SSD換装時に用意すべきものが回復ドライブなのかWindows 11インストールメディアなのか、また作成に必要なUSBメモリ容量や作業前の注意点について詳しく解説します。
SSD交換時に回復ドライブとインストールメディアのどちらを使うべきか
新しいSSDへWindows 11を入れ直す目的であれば、基本的には「Windows 11のインストールメディア」を用意するのがおすすめです。
回復ドライブは、現在使用しているWindows環境を修復したり、トラブル発生時に復旧したりするためのものです。システムファイルや一部の回復環境を保存できますが、新しいSSDへ完全に新規インストールする用途とは少し目的が異なります。
一方、Windows 11のインストールメディアは、新しいSSDを取り付けた状態からWindowsをインストールするために使用できます。OSが入っていない新品SSDでも、このUSBメモリから起動してセットアップできます。
Windows 11インストールメディア作成に必要なUSB容量
Windows 11のインストールメディアを作成する場合、最低でも8GB以上のUSBメモリが必要です。
ただし、作成時にはシステムファイルの展開や更新データなどで容量を使用するため、余裕を持って16GB以上のUSBメモリを用意すると安心です。
例えば、8GBのUSBメモリでも条件によっては作成できますが、容量不足になる可能性があります。そのため、新しく購入する場合は16GB程度のものを選ぶと失敗しにくくなります。
回復ドライブが必要になるケースとは
回復ドライブは、現在使っているWindows環境を残したまま、システム障害から復旧したい場合に役立ちます。
例えば、Windowsが起動しなくなった場合やシステムファイルが破損した場合、回復ドライブから起動して修復作業を行うことができます。
ただし、SSDを新品へ交換してWindowsを最初から入れ直す場合は、回復ドライブよりもインストールメディアの方が適しています。
SSD換装前に準備しておくべきもの
SSD交換作業を行う前には、Windows 11インストール用USB以外にもいくつか準備しておくと安心です。
必要になる主なものは以下の通りです。
- Windows 11インストールメディアを作成したUSBメモリ
- Microsoftアカウント情報
- 必要なデータのバックアップ
- 各種ドライバーやソフトウェアの再インストール準備
特に重要なのがデータのバックアップです。クリーンインストールを行うと、新しいSSDにはOS以外のデータは引き継がれません。写真や書類、必要な設定ファイルなどは事前に別のストレージへ保存しておきましょう。
Windows 11インストールメディアでSSDを交換する流れ
一般的なSSD換装の流れは、以下のようになります。
- 現在のPCから必要なデータをバックアップする
- Windows 11インストールメディアをUSBメモリに作成する
- PCの電源を切り、古いSSDを新しいSSDへ交換する
- USBメモリからPCを起動する
- Windows 11を新しいSSDへインストールする
- ドライバーやアプリを設定する
メーカー製PCの場合は、BIOSやUEFIの起動順序変更が必要になる場合があります。USBメモリを挿しても起動しない場合は、起動デバイスの設定を確認してください。
クリーンインストール後のライセンス認証について
同じPCへWindows 11を再インストールする場合、多くのケースではデジタルライセンスによって自動的に認証されます。
ただし、マザーボード交換など大きな構成変更を行った場合は認証に問題が発生することがあります。SSDだけを交換する場合は、通常は問題なく認証されるケースが多いです。
念のため、作業前にMicrosoftアカウントとWindowsのライセンス状態を確認しておくと安心です。
まとめ:SSD換装でOSを入れ直すならWindows 11インストールメディアがおすすめ
OS入りSSDを交換してWindows 11をクリーンインストールする場合は、回復ドライブではなくWindows 11インストールメディアを準備するのが適しています。
USBメモリは最低8GB以上が必要ですが、作業の安定性を考えると16GB以上を用意すると安心です。
SSD交換はデータ消失のリスクもあるため、事前バックアップを行い、必要な準備を整えてから作業することで安全に新しいSSDへ移行できます。

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