OBS Studioのリプレイバッファを使ってゲームのクリップを保存していると、ゲーム音だけを録画したいのに、裏で再生しているSpotifyやYouTubeの音声まで一緒に入ってしまうことがあります。この問題は、OBSがパソコン全体の音声をまとめて取得していることが原因です。
この記事では、OBSでゲーム音だけを録音する方法や、Spotify・ブラウザ動画など特定のアプリ音声を除外する設定、毎回ゲームごとに音声ソースを追加する必要があるのかについて詳しく解説します。
OBSでゲーム以外の音が入る原因
OBSの初期設定では、「デスクトップ音声」という音声ソースを利用していることが多く、これはWindowsで再生されているすべての音を取得します。
そのため、ゲームをプレイしながらSpotifyで音楽を流したり、サブモニターでYouTubeを再生したりすると、それらの音声も録画データに含まれます。
例えば、ゲームの切り抜き動画を作成したい場合、ゲーム音と一緒に音楽や動画の音声が入ると、後から編集で取り除くのが難しくなるため、最初から音声経路を分けておくことが重要です。
OBSでゲーム音だけを録画する基本的な方法
ゲーム音だけを録画したい場合は、Windowsの音声を分離してOBSへ入力する方法が一般的です。
代表的な方法は以下の通りです。
- OBSのアプリケーション音声キャプチャを利用する
- ゲーム専用の音声デバイスを作成する
- 仮想オーディオミキサーを利用する
最近のOBSでは「アプリケーション音声キャプチャ」という機能を使うことで、指定したアプリだけの音声を取得できます。
例えば、ゲームの実行ファイルを指定しておけば、そのゲーム音だけをOBSへ送ることができます。
ゲームごとに音声ソースを追加する必要はあるのか
アプリケーション音声キャプチャを使う場合、基本的には録画したいゲームごとに対象アプリを指定する必要があります。
これはOBSが「このアプリの音だけ取得する」という仕組みで動作しているためです。複数のゲームをプレイする場合、それぞれ登録する方法が確実です。
ただし、毎回ゲームごとに追加する作業を減らす方法もあります。
ゲーム用の音声デバイスを作成する方法
複数のゲームを録画する場合は、仮想オーディオデバイスを利用してゲーム音専用の出力先を作る方法があります。
例えば、ゲームの音声出力を「Game Audio」という専用デバイスへ設定し、OBSではそのデバイスだけを録音するように設定します。
この方法なら、ゲームを変更しても音声設定を毎回追加する必要がなく、SpotifyやYouTubeは通常のスピーカー出力のままにできます。
SpotifyやYouTubeだけを除外することはできるのか
「ゲーム音を全部取得して、SpotifyとYouTubeだけ除外したい」という考え方もできますが、OBS標準機能だけでは完全なブラックリスト方式で除外することは難しいです。
OBSの音声管理は基本的に「取得する音を指定する」仕組みになっています。そのため、除外したいアプリを探すより、録音したいゲーム音だけを指定する方が安定します。
例えば、ゲーム・Discord・ブラウザ・音楽アプリを同時に使用している場合、ゲームだけをOBSへ入力する設定にした方が不要な音が混ざるリスクを減らせます。
OBSのおすすめ音声分離構成
ゲーム配信やクリップ作成を頻繁に行う場合は、以下のような構成がおすすめです。
| 音声 | 設定例 |
|---|---|
| ゲーム音 | OBSで録音対象に設定 |
| Spotify | 録音対象外 |
| YouTube | 録音対象外 |
| Discord通話 | 必要に応じて別トラック設定 |
特にゲーム実況やハイライト動画を作る場合、ゲーム音・マイク・Discordなどを別トラックに分けておくと、編集時の自由度が大きく上がります。
Windowsの音量ミキサーでアプリごとの出力先を変更する
Windowsにはアプリごとに音声出力先を変更できる機能があります。
「設定」→「システム」→「サウンド」→「音量ミキサー」から、ゲームだけ別の出力デバイスへ変更できます。
例えば、ゲームを仮想オーディオデバイスへ送り、Spotifyは通常のスピーカーへ送ることで、OBS側ではゲーム用デバイスだけを録音できます。
まとめ
OBSでSpotifyやYouTubeの音を入れずにゲームのリプレイバッファだけを保存したい場合、特定の音を除外するよりも、録音したいゲーム音だけをOBSへ入力する設定にするのがおすすめです。
アプリケーション音声キャプチャを使えばゲームごとの登録は必要になりますが、確実に不要な音を避けられます。複数ゲームを頻繁に録画する場合は、仮想オーディオデバイスを利用した音声分離環境を作ると効率的です。
自分の使い方に合わせて、単純なゲーム音分離ならアプリケーション音声キャプチャ、本格的な録画環境なら音声デバイス分離を選ぶと、快適なOBS環境を構築できます。


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