Wordで文章を作成していると、「20字×20行に設定した文書」と「原稿用紙設定にした文書」の違いが分かりにくいことがあります。どちらも1ページあたりの文字数や行数をそろえる目的で使われますが、実際には仕組みや印刷時の見た目に違いがあります。
特に学校提出用の作文や応募原稿などでは、単純な文字数設定なのか、Wordの原稿用紙機能を使っているのかによって印刷結果が変わる場合があります。この記事では、20字×20行設定と原稿用紙設定の違い、印刷時の確認方法について詳しく解説します。
Wordの20字×20行設定とは
Wordの「20字×20行」は、ページ設定によって1行あたりの文字数と1ページあたりの行数を指定する方法です。
この設定では、1ページに400文字入るように文字数と行数を調整します。文章のレイアウトを整えることが目的であり、原稿用紙のマス目そのものを表示する機能ではありません。
例えば、レポートや小説などで「400字程度」という指定がある場合、20字×20行設定にすると分量を確認しやすくなります。
Wordの原稿用紙設定とは
Wordには「原稿用紙設定」という専用機能があります。この機能を使うと、実際の原稿用紙のようにマス目や罫線が表示されます。
原稿用紙設定では、文字を書く位置がマス単位で管理されるため、作文や読書感想文など、紙の原稿用紙に近い形式で作成したい場合に適しています。
20字×20行という文字数条件は同じでも、原稿用紙設定では文字を配置するための枠が表示される点が大きな違いです。
20字×20行設定と原稿用紙設定の主な違い
| 項目 | 20字×20行設定 | 原稿用紙設定 |
|---|---|---|
| 目的 | 文字数と行数をそろえる | 原稿用紙形式で作成する |
| マス目表示 | 基本的になし | あり |
| 文字配置 | 通常の文章レイアウト | 1文字ずつ枠に配置 |
| 用途 | レポートや文書作成 | 作文や応募原稿 |
つまり、ページ内の文字数だけ合わせたい場合は20字×20行設定、原稿用紙そのものを再現したい場合は原稿用紙設定を利用するのが適しています。
印刷した時に見分ける方法
印刷後に違いを確認する一番簡単な方法は、文字の周囲にマス目や罫線があるかを見ることです。
原稿用紙設定の場合、印刷設定で罫線を表示する設定にしていれば、四角いマス目が印刷されます。一方、20字×20行設定では通常の文章ページとして印刷されます。
例えば、同じ400文字の作文でも、原稿用紙設定では「1文字ごとの枠」が確認できますが、20字×20行設定では文字だけが並んだ一般的な文書になります。
印刷前にWord上で確認するポイント
印刷する前には、Wordの表示画面でも設定を確認できます。
確認方法。
・「レイアウト」タブを開く
・「ページ設定」の文字数と行数を確認する
・「原稿用紙設定」が有効になっているか確認する
また、「ファイル」から印刷プレビューを表示すると、実際の印刷イメージを確認できます。提出用の文書では、印刷プレビューでマス目や余白を確認しておくと失敗を防げます。
作文や提出原稿ではどちらを使うべきか
学校の作文やコンクール応募などで「原稿用紙400字詰め」と指定されている場合は、基本的に原稿用紙設定を使用する方が安全です。
一方で、「20字×20行で作成してください」という指定の場合は、原稿用紙のマス目ではなく、文字数と行数を合わせることが目的の場合があります。
指定内容が曖昧な場合は、提出先が求めている形式を確認することが重要です。同じ400文字でも、形式の違いによって受け取る側の印象や確認方法が変わることがあります。
まとめ
Wordの20字×20行設定と原稿用紙設定は、一見すると同じ400文字のページになりますが、目的と表示方法が異なります。
20字×20行設定は文字数と行数を調整するための設定であり、原稿用紙設定はマス目付きの原稿用紙形式を再現するための機能です。
印刷時に見分けるには、マス目や罫線が表示されているかを確認するのが最も簡単です。作文や提出物では、指定された形式に合わせて適切な設定を選ぶことで、レイアウトトラブルを防ぐことができます。


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