Excel2016でxlsファイルだけ開けない時の原因と対処法|Windows11アップデート後の異常終了を解決する方法

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Windows11のアップデート後、Excel2016でxlsファイルだけが開けなくなり、Excelのロゴ表示後に終了してしまうトラブルが発生することがあります。xlsxファイルは正常に開ける場合、Excel本体ではなく旧形式ファイル(xls)を処理する機能や設定、アドインなどに原因がある可能性があります。

この記事では、Office2016を使い続ける前提で、xlsファイルが起動途中で異常終了する場合に確認したい原因と具体的な修復方法について解説します。

xlsファイルだけ開けない場合に考えられる主な原因

Excelには複数のファイル形式を扱う機能があります。xlsはExcel97-2003形式と呼ばれる古いファイル形式で、xlsxとは内部構造が異なります。

そのため、WindowsやOffice関連の更新後に、古い形式を読み込むための互換機能やセキュリティ設定に問題が起こると、xlsだけが開けなくなる場合があります。

今回のように「xlsxは開くがxlsだけExcelの起動途中で終了する」という症状では、以下のような原因が考えられます。

  • Excelアドインの競合
  • 保護ビューやファイル制限設定の影響
  • Officeプログラムの一部破損
  • Windowsアップデートによる互換性問題
  • Excelのユーザー設定ファイルの破損

最初に試したいExcelのセーフモード起動

Excelの通常起動では読み込まれるアドインやユーザー設定が原因の場合、セーフモードで起動すると問題を切り分けできます。

確認するには、キーボードの「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。

入力欄に以下を入力して実行します。

excel /safe

セーフモードでExcelが起動したら、xlsファイルを開いて確認します。正常に開ける場合は、アドインや設定が原因である可能性が高くなります。

Excelアドインを無効化して確認する方法

Excelのアドインは便利な機能ですが、Office更新後に互換性問題を起こすことがあります。

Excelを通常起動できる場合は、「ファイル」から「オプション」を開き、「アドイン」を選択します。

画面下部の「管理」で「COMアドイン」を選択し、「設定」ボタンから不要なアドインのチェックを外して確認します。

例えば、PDF作成ツールや業務用Excel連携ソフトなどがインストールされている場合、それらがxls読み込み時に影響することがあります。

Office2016の修復機能を実行する

Excelの一部ファイルが破損している場合は、Officeの修復機能で改善する可能性があります。

Windowsの「設定」から「アプリ」を開き、「インストールされているアプリ」の一覧からMicrosoft Office2016を選択します。

変更または修復を選択し、まずは「クイック修復」を実行します。それでも改善しない場合は「オンライン修復」を試します。

修復後はパソコンを再起動し、問題のxlsファイルが開けるか確認してください。

Excelのファイル制限設定を確認する

古い形式のxlsファイルは、セキュリティ対策によって開くことを制限される場合があります。

Excelを起動できる場合は、「ファイル」→「オプション」→「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」を開きます。

「ファイル制限設定」の項目で、Excel97-2003形式のファイルがブロック対象になっていないか確認します。

会社や組織で管理されているパソコンの場合、グループポリシーによって設定されている場合もあります。

Excelのユーザー設定を初期化する方法

Excelの設定情報が破損すると、特定形式のファイルだけ開けなくなることがあります。

確認方法として、Excelのユーザー設定フォルダーやレジストリ設定を一時的に変更して初期状態で起動する方法があります。

ただしレジストリ変更は誤るとWindowsやOfficeの動作に影響するため、作業前にバックアップを作成することをおすすめします。

問題のxlsファイル自体を確認する

複数のxlsファイルで同じ症状が出る場合はExcel側の問題である可能性が高いですが、特定のファイルだけ開けない場合はファイル破損も考えられます。

別のパソコンや別バージョンのExcelで開けるか確認すると、原因を切り分けできます。

また、開ける環境がある場合は「名前を付けて保存」でxlsx形式へ変換することで、現在のExcel環境でも利用しやすくなる場合があります。

Windowsアップデート後の不具合で確認したいこと

Windowsの大型アップデートや月例更新後にOffice関連の動作が変化することがあります。

アップデート直後から症状が発生した場合は、同じ環境で発生している事例がないか確認することも有効です。

一時的な修正プログラムが提供される場合もあるため、Windows UpdateとOffice Updateの両方を最新状態に保つことが重要です。

まとめ

Excel2016でxlsファイルだけが開けず、xlsxファイルは正常に動作する場合、古い形式を扱う互換機能や設定、アドイン、Officeの破損などが原因として考えられます。

まずはExcelのセーフモード起動、アドイン無効化、Office修復、ファイル制限設定の確認を順番に試すことで原因を特定しやすくなります。

Windowsアップデート後に発生した場合でも、すぐにファイル形式を変更するのではなく、原因を確認することで現在の環境のまま解決できる可能性があります。

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