Premiere Proのプロジェクトファイルを開こうとした際、「このプロジェクトは新しいバージョンで作成されています」などのエラーが表示され、XML内部を確認するとversion=”45″となっている場合があります。
Premiere Proはバージョンごとにプロジェクト形式が変化するため、対応するアプリをインストールしないと開けないことがあります。
この記事では、Premiere Proプロジェクトのversion=”45″がどの世代に対応するのか、プロジェクトバージョンを変更せずに開く方法を解説します。
Premiere Proの「version=”45″」とは?
Premiere Proのプロジェクトファイル(.prproj)はXML形式で保存されており、その中に内部バージョン番号があります。
このversion番号は、Premiere Proの世代と対応しています。
一般的にversion=”45″は、Premiere Pro 2024系(24.x系統)で作成されたプロジェクトである可能性が高いです。
| 内部version | 対応Premiere Pro目安 |
|---|---|
| 36〜38 | Premiere Pro 2021前後 |
| 39〜42 | Premiere Pro 2022〜2023 |
| 43〜45 | Premiere Pro 2024系 |
ただし、細かいマイナーアップデートによって差が出ることもあります。
プロジェクトバージョンは下げられない
Premiere Proでは、古いバージョンで新しいプロジェクトを開くことは基本的にできません。
例えばPremiere Pro 2023で作成したプロジェクトを2022で開こうとするとエラーになります。
これは内部構造や新機能が追加されているためです。
そのため、version=”45″を開きたい場合は、同世代かそれ以降のPremiere Proが必要になります。
Creative Cloudから旧バージョンをインストールする方法
Adobe Creative Cloudでは、現在版だけでなく過去バージョンもインストール可能です。
手順
- Creative Cloud Desktopを開く
- Premiere Proの「…」をクリック
- 「その他のバージョン」を選択
- 24.x系をインストール
Premiere Pro 2024系を入れることで、version=”45″のプロジェクトがそのまま開ける可能性が高くなります。
プロジェクトを開くと自動更新される場合がある
注意点として、Premiere Proは開いた瞬間に「このプロジェクトを更新しますか?」と表示される場合があります。
ここで更新すると、新しい内部バージョンに変換されます。
もし元のversion=”45″を維持したい場合は、以下が重要です。
- 同世代のPremiereを使う
- 最新版で開かない
- バックアップを取る
特にPremiere Pro 2025で開くと、versionが上がる可能性があります。
XML編集で無理にversion変更するのは危険
ネット上では、.prprojをテキストエディタで開き、version番号を書き換える方法も紹介されています。
しかし、これはかなり危険です。
内部構造が一致しないため、以下のような不具合が起こることがあります。
- シーケンス破損
- エフェクト消失
- メディアリンク異常
- クラッシュ
重要な案件ではXML書き換えはおすすめされません。
どうしても古い環境で開きたい場合
もし現在使えるのが古いPremiereしかない場合は、プロジェクト作成者に以下をお願いする方法があります。
- Premiere Proのダウングレード書き出し
- XML書き出し
- EDL書き出し
- AAF変換
特にXML書き出しは比較的互換性が高く、古いバージョンへ移行しやすいです。
プロジェクトバージョン確認方法
.prprojファイルはZIPではなくXML形式なので、メモ帳などで開くと内部情報を確認できます。
冒頭付近に以下のような記述があります。
<PremiereData Version="45">
ここで内部バージョンを確認できます。
まとめ
Premiere Proのproject version=”45″は、Premiere Pro 2024系で作成された可能性が高く、同世代の24.x系をインストールすることで開けるケースが多いです。
また、最新版で開くとプロジェクトが自動更新される場合があるため、元のバージョンを維持したい場合は同世代バージョンの使用が重要です。
XMLを直接編集して無理にバージョン変更する方法もありますが、プロジェクト破損リスクが高いため、バックアップを取ったうえで慎重に行う必要があります。


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