リモートVPNを使って宅内LANにアクセスし、異なるサブネット上にある機器にもアクセスできるようにするためには、ネットワーク設定を適切に調整する必要があります。この記事では、YAMAHA NVR510を親機として、L2TPでリモートVPN接続し、宅内の全ての機器にアクセスできるようにするための設定方法を解説します。
1. サブネットの設定確認
まず、問題の原因として考えられるのは、リモートVPN接続時に割り当てられるIPアドレスのサブネット設定です。VPN接続をしたときに、親機RT100ルーターと子機が異なるサブネットに分かれてしまっていると、同一ネットワーク内の機器にアクセスできないことがあります。リモートVPN側のIPアドレスが親機のサブネットに収まるように設定を確認します。
2. ルーターでのルーティング設定
YAMAHA NVR510の設定画面で、リモートVPNに接続した際に異なるサブネット間での通信を許可するルーティング設定を行う必要があります。ルーターの設定で、192.168.0.xと192.168.1.xなど異なるサブネット間の通信を許可するためのルールを追加します。
3. NAT設定の確認
リモートVPN接続時に、NAT(Network Address Translation)設定が正しく設定されているか確認します。特に、「NATトラバーサル」を有効にしておかないと、外部ネットワークからのアクセスが正しくルーティングされない場合があります。YAMAHAルーターの設定でNATに関連する項目を確認しましょう。
4. リモートVPNのIPアドレス範囲設定
リモートVPNに割り当てるIPアドレスの範囲が適切でないと、宅内LANの他の機器との通信に影響が出ます。親機のサブネットに収まるようにVPNで使用するIPアドレス範囲を設定し、リモートVPNに接続したデバイスが宅内LANの機器と正常に通信できるようにします。
5. 追加設定と確認
設定変更後は、ルーターの再起動やVPNクライアントの再接続を行い、正常にアクセスできるか確認します。異なるサブネット間でのアクセスが確立できていれば、リモートVPN接続時に、宅内LAN内の全ての機器にアクセスできるようになります。
まとめ
リモートVPNから宅内LANの全ての機器にアクセスするためには、ルーターのルーティング設定、NAT設定、IPアドレス範囲設定を正しく行うことが必要です。これらの設定を確認・変更することで、リモートVPNから異なるサブネット上にある機器にアクセスできるようになります。

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