OSなしのiMac 2009を購入し、macOSを再インストールしようとした際に「復旧サーバーに接続できません」と表示されて困るケースは珍しくありません。
特に2009年モデルのiMacは古いMacに分類されるため、現在のAppleの復旧システムと相性が悪くなっていることがあります。
この記事では、iMac 2009で復旧サーバーへ接続できない原因と、実際にmacOSをインストールする方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
なぜ「復旧サーバーに接続できません」と出るのか
iMac 2009では、現在のMacのように安定してインターネット復旧が使えない場合があります。
主な原因は以下の通りです。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 古い復旧システム | Apple側の仕様変更に対応できない |
| SSL証明書問題 | 古いOSが現在の暗号化通信に非対応 |
| Wi-Fi接続不安定 | 古いMacはWi-Fi認識が弱い |
| HDD故障 | 復旧領域が破損している |
特に2009年モデルでは「インターネット復旧非対応」または不完全対応の個体もあります。
まず確認したいiMac 2009の対応OS
iMac 2009は機種によってインストール可能なmacOSが異なります。
多くの2009年モデルでは、以下が対応範囲です。
- OS X El Capitan
- macOS Sierra
- High Sierra(一部モデル)
現在配布中の最新macOSは基本的にインストールできません。
そのため、古いOSのインストーラーをUSBメモリから導入する方法が最も現実的です。
Wi-Fiではなく有線LANを使う
まず簡単に試せる方法として、有線LAN接続があります。
古いiMacはWi-Fi認識に失敗しやすく、復旧サーバーへ正常接続できないことがあります。
LANケーブルを直接ルーターへ接続して再度試すだけで解決するケースもあります。
特に「地球儀マークの途中で止まる」場合は通信問題の可能性があります。
日付設定がズレている場合もある
古いMacでは、内部日時が大きくズレているとAppleサーバー認証に失敗することがあります。
その場合は復旧モードのターミナルから日時修正を行います。
確認方法
- 復旧画面で「ユーティリティ」→「ターミナル」
- 「date」と入力
大きくズレている場合は以下のように修正します。
date 070112002024
これは「2024年7月1日12時00分」の例です。
日付ズレだけで復旧できないケースは意外と多いです。
最も確実なのはUSBインストーラー作成
iMac 2009では、USBインストーラーを使う方法が最も成功率が高いです。
別のMacが必要になりますが、一度作成すれば安定してインストールできます。
必要なもの
- 16GB以上のUSBメモリ
- 別のMac
- 対応macOSインストーラー
Apple公式の旧OS配布ページからインストーラーを取得できます。
[参照] Apple公式 macOSダウンロード
USBインストーラー作成の流れ
別Macで以下の流れを行います。
- macOSインストーラーをダウンロード
- USBメモリを初期化
- ターミナルでcreateinstallmedia実行
El Capitanの場合の例です。
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume
作成後、iMacへUSBを挿し、電源投入時に「optionキー」を押し続けると起動ディスク選択画面が表示されます。
HDDやSSD故障の可能性もある
2009年モデルでは、内蔵HDDの寿命問題も非常に多いです。
もし以下の症状がある場合、ストレージ故障も疑われます。
- 起動が極端に遅い
- ディスクユーティリティで認識しない
- S.M.A.R.Tエラー表示
- インストール途中で止まる
その場合はSSD交換すると劇的に快適になります。
古いiMacでもSSD化するとかなり実用的になります。
中古iMacでは復旧領域が消えていることも多い
OSなし中古Macでは、前所有者が完全初期化して復旧領域まで削除している場合があります。
この状態だと通常のCommand+Rでは復旧できません。
そのため、「サーバーに接続できません」というより、実際は復旧環境そのものが存在していないケースもあります。
まとめ
iMac 2009で「復旧サーバーに接続できません」と表示される原因は、古い復旧システムや通信仕様の違いによるものが多いです。
まずは有線LAN接続や日付修正を試し、それでも改善しない場合はUSBインストーラー作成が最も確実な方法になります。
また、2009年モデルではHDD寿命問題も多いため、SSD交換を視野に入れると長く快適に使いやすくなります。


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