REAPERで複数トラックのマスターセンドを一括でオフにしたい場面は、ミックス整理やルーティングの見直し時によく発生します。しかし標準状態では「一括で直接オンオフする専用ボタン」が分かりづらく、個別に操作してしまうケースも少なくありません。本記事では、マスターセンドの基本仕様から効率的な一括操作方法まで整理して解説します。
REAPERのマスターセンドの基本仕様
REAPERでは、各トラックがデフォルトでマスター(Master Track)へ音声を送る構造になっています。
これは「Master/Parent Send」という設定で、個別トラックごとにオン・オフが可能です。
例えばバス処理やサイドチェインを行う際に、このセンドを無効化することでルーティングを自由に構築できます。
マスターセンドを一括で操作できるのか
結論として、標準機能だけでは完全なワンクリック一括オフボタンは用意されていません。
ただし複数トラックを選択して一括変更する方法や、スクリプトを利用することで効率化は可能です。
例えば同じフォルダ内のトラックをまとめて選択し、同時に設定変更することで作業負担を減らせます。
一括でマスターセンドをオフにする基本手順
まずトラック一覧で対象となる複数トラックを選択します。
次にトラック上で右クリックし、「Master/parent send」をまとめて無効化します。
例えばドラムグループや全ボーカルトラックを選択して一括処理することで、個別操作を避けることができます。
フォルダ機能を使った効率的な管理方法
REAPERではフォルダトラックを使うことでルーティング管理が簡単になります。
例えばドラム全体をフォルダ化し、親トラックのセンド設定を調整すれば子トラックへの影響をまとめて制御できます。
これによりマスター送信の管理そのものをシンプルにできます。
スクリプトを使った高度な一括制御
より効率を求める場合はReaScriptやSWS拡張を使った一括操作が有効です。
例えば選択トラックすべてのMaster/Parent Sendを一括で無効化するスクリプトを割り当てれば、ワンクリック操作が可能になります。
頻繁に作業する場合はショートカット化しておくと作業時間を大幅に短縮できます。
まとめ
REAPERのマスターセンドは標準では完全な一括切替ボタンはありませんが、複数選択やフォルダ機能、スクリプトを組み合わせることで効率的に管理できます。
特にプロジェクト規模が大きい場合は、最初からフォルダ構造を意識して設計することで後の手間を大きく減らせます。
用途に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。


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