サン電子工業の情報分電盤COM-S62G16B-GNで、10G対応8ポートHUBを使用している際に通信速度が低下する問題があります。本記事では、ネットワーク構成やハブ間接続の影響を踏まえ、速度低下の原因と改善策を解説します。
ネットワーク構成と速度の違い
質問例では、NURO光 → NSD-G1000T(2.5GBASE-T)→ ハブA → ハブBという構成で、ハブA接続時は約800Mbps、ハブB接続時は約40Mbpsと速度差が大きくなっています。
この差は、ハブBが下流に接続されることで自動ネゴシエーションやケーブル品質、フルデュプレックス設定の不一致が発生している可能性があります。
原因の切り分け
速度低下の主な原因としては、以下が考えられます。
- ハブBのポートがフルスピードでリンクできていない
- ケーブルの品質や長さによる信号劣化
- ハブ間の階層接続による自動ネゴシエーションの問題
具体例として、Cat5eケーブルで10G対応ハブを接続すると、ハブ側が1Gに自動ダウンする場合があります。
改善策
改善策としては、以下の方法が有効です。
- ハブBと直接ONUやハブAに接続し、階層接続を避ける
- ケーブルの規格(Cat6以上)を確認して品質を確保する
- ハブの管理画面でポート速度やフルデュプレックス設定を手動で固定する
これにより、ハブBでも安定して高速通信が可能になる場合があります。
テストと確認方法
速度テストを行い、どの接続で低下が発生するかを確認することが重要です。例えば、ハブAとハブBを単独で接続し、それぞれの速度を測定すると原因箇所が特定しやすくなります。
また、ハブBのポートを入れ替えて試すことで、特定ポートの不具合かどうかも確認可能です。
まとめ
COM-S62G16B-GN分電盤内での速度低下は、ハブ間の階層接続やケーブル品質、ポート設定が主な原因です。改善にはハブ接続順序の見直し、ケーブル規格の確認、ポート速度設定の固定が有効です。テストを重ねることで、安定した高速通信環境を構築できます。


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