Jw_cadで縦書き文字を入力した際、数字だけが左右にずれたり、文字列全体のバランスが崩れたりすることがあります。これはソフトの不具合ではなく、使用しているフォントや文字種、文字配置設定が影響しているケースがほとんどです。この記事では、縦書き数字がずれる主な原因と修正方法を解説します。
縦書き数字がずれる主な原因
Jw_cadでは文字の表示にWindowsのフォント情報を利用しています。そのため、フォントによって数字の幅や配置基準が異なり、縦書き時に位置ずれが発生することがあります。
特にプロポーショナルフォントや一部のTrueTypeフォントでは、数字ごとの幅が異なるため、縦方向に並べた際に不自然な配置になることがあります。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| フォントの種類 | 数字の幅が異なる |
| 縦書き設定 | 文字基準位置がずれる |
| TrueTypeフォント | フォントによって表示差が出る |
| 文字間隔設定 | 上下の位置が不揃いになる |
まず確認したいフォント設定
最初に確認したいのは文字コマンドで設定しているフォントです。
MS ゴシックやMS 明朝などの標準フォントで問題が発生する場合は少なく、特殊フォントを使用している場合は標準フォントへ変更すると改善することがあります。
図面用途では等幅フォントを使用すると文字位置が安定しやすくなります。
文字配置基準を見直す
文字入力時の基準位置設定によっても数字の位置が変わります。
文字コマンド実行時に配置基準が中央・左寄せ・右寄せになっている場合、数字の見え方に差が生じることがあります。
特に縦書きの寸法や注記では、基準位置を統一して入力するとずれが目立ちにくくなります。
TrueTypeフォント利用時の対策
Jw_cadではTrueTypeフォントを利用できますが、フォントごとに文字幅情報が異なります。
縦書き数字の位置が気になる場合は、Jw_cad標準フォントやWindows標準の等幅フォントへ変更して比較してみましょう。
また、印刷時と画面表示時で見え方が異なるケースもあるため、印刷プレビューで確認することも重要です。
どうしても揃わない場合の実務的な方法
建築図面や設備図面では、縦書き数字を個別文字として配置する方法が用いられることがあります。
例えば「123」を一括入力するのではなく、「1」「2」「3」を別々に配置して微調整する方法です。
作業量は増えますが、提出図面や印刷図面では最も確実に見栄えを整えられます。
よくある質問
以前は正常だったのに急にずれるようになった
Windowsアップデートやフォント追加によって既定フォントが変更されている可能性があります。
印刷するとずれない場合はある?
あります。画面表示上の問題だけで、実際の印刷では正常に出力されるケースもあります。
Jw_cadのバージョンが原因?
まれに表示仕様の違いはありますが、多くの場合はフォント設定が原因です。
まとめ
Jw_cadで縦書き数字がずれる原因の多くはフォント設定や文字配置基準にあります。まずは標準フォントへの変更、文字配置設定の確認、TrueTypeフォントの見直しを行いましょう。それでも改善しない場合は、数字を個別配置して調整する方法が確実です。図面の用途に応じて最適な方法を選択することで、見やすく整った文字表現が可能になります。


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