Power AutomateでWebページのデータをExcelへ貼り付ける方法|貼り付け先の書式に合わせる設定と自動化のコツ

Office系ソフトウェア

Power Automateを使ってWebサイト(HP)から取得したデータをExcelへ自動貼り付けしたい場合、コピー元のHTML形式や書式情報が原因で、Excel側のレイアウトが崩れることがあります。特に「貼り付け先の書式に合わせる」のような手動操作を自動化するには、データ取得方法とExcelへの書き込み方法を工夫する必要があります。

この記事では、Power AutomateでWebページの情報を取得し、Excelへ貼り付ける際に既存の書式を維持する方法や、コピー&ペーストに近い動きを自動化する方法について解説します。

Power AutomateでWebデータをExcelへ貼り付ける時に書式が崩れる原因

Webページからコピーしたデータには、文字情報だけでなくHTMLタグ、表の構造、フォント、背景色などの書式情報が含まれています。

そのままExcelへ貼り付けると、コピー元のWebページ側のデザインが反映されてしまい、Excelで作成していた表の書式が崩れることがあります。

手動でExcelへ貼り付ける場合は「貼り付け先の書式に合わせる」を選択できますが、Power Automateでは通常のクリック操作とは異なるため、別の方法で同じ結果を作る必要があります。

方法1:Excelのセルへデータだけを書き込む

Power Automateで最も安定する方法は、Webページから取得した値だけをExcelへ書き込む方法です。

例えば、Webページの表データを取得した場合、「Webページからデータを抽出する」アクションで必要な文字列や数値だけを取得し、その値をExcelの「セルに値を設定」や「範囲に書き込む」アクションで入力します。

この方法ではExcel側のセル書式を維持できるため、あらかじめ設定した罫線、文字サイズ、色、表示形式などをそのまま利用できます。

方法2:Excelテンプレートを用意してデータだけ差し替える

定期的に同じ形式のExcelファイルへWebデータを貼り付ける場合は、テンプレート方式がおすすめです。

あらかじめExcelファイル側で表のデザインや計算式、列幅などを設定しておき、Power Automateでは決められたセルへデータのみ入力します。

例えば、毎日取得する商品情報や売上データの場合、Excelテンプレートを1つ作成しておけば、毎回同じレイアウトで自動作成できます。

方法3:コピー&ペースト操作を再現する場合

どうしてもブラウザでコピーした内容をExcelへ貼り付ける操作そのものを再現したい場合は、Power Automate Desktopを利用します。

Power Automate Desktopでは、実際のマウス操作やキーボード操作を自動化できます。そのため、Webページを開く、範囲をコピーする、Excelで貼り付けるといった人間の操作に近い処理が可能です。

ただし、この方法はWebページのデザイン変更や画面サイズの影響を受けやすいため、業務で長期間利用する場合はデータ抽出方式の方が安定します。

Excel側で貼り付け先の書式を維持する設定

Power AutomateでExcelへ入力する場合、Excelファイル側の設定も重要です。

例えば、日付形式、通貨表示、文字色、罫線などはExcel側で先に設定しておくことで、Power Automateから値だけを書き込んでも見た目を維持できます。

具体的には以下のような準備をしておくと便利です。

  • 入力予定範囲のセル書式を事前設定する
  • テーブル形式にしてデータ範囲を管理する
  • 計算式はExcel側に残しておく
  • Power Automateでは値のみ更新する

Webページから取得するデータ形式を見直す

Excelへの貼り付け結果を安定させるには、そもそものデータ取得方法を見直すことも重要です。

Webページの表をそのままコピーするのではなく、必要な項目だけを抽出してExcelへ渡すことで、余計な書式情報を取り込まずに済みます。

例えば、商品一覧ページから商品名、価格、在庫数だけを取得したい場合、ページ全体をコピーするより、それぞれの項目をデータとして取得する方が管理しやすくなります。

Power AutomateでExcel貼り付けを自動化する時のおすすめ構成

業務利用の場合は、以下のような流れにするとトラブルが少なくなります。

処理 内容
1 Webページから必要なデータを取得
2 不要なHTMLや書式情報を除外
3 Excelの指定セルへ値を書き込み
4 Excel側の書式で表示

この構成にすると、手動で「貼り付け先の書式に合わせる」を選択した場合と近い結果を安定して再現できます。

まとめ

Power AutomateでWebページの内容をExcelへ貼り付ける場合、手動コピーのように「貼り付け先の書式に合わせる」を直接指定するより、データだけを取得してExcel側の書式を利用する方法が最も確実です。

簡単な作業であればPower Automate Desktopでコピー操作を再現できますが、定期的な業務ではWebデータを抽出してセルへ値を書き込む方法がおすすめです。

Excelテンプレートを用意し、Power Automateではデータ更新だけを担当させることで、書式を維持したまま効率的な自動化を実現できます。

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