ExcelやWordで図形の中に文字を入力すると、最初は中央ではなく左上から文字が始まってしまうことがあります。これはパソコンが古いからではなく、図形内の文字配置設定が変更されていることが主な原因です。
この記事では、図形の中に入力した文字を最初から中央に表示する方法と、すでに左上に入力されてしまった文字を中央へ移動する方法を、初心者の方でも操作できるように解説します。
図形の文字が左上から始まる原因
ExcelやWordの図形には、文字を入れたときの位置を決める設定があります。初期設定では中央になる場合もありますが、図形の種類や以前に使った設定によって、文字が左上に配置されることがあります。
これはパソコンの性能や古さが原因ではありません。設定を変更すれば、現在使っているパソコンでも図形の中央に文字を表示できます。
また、「配置」ボタンはページ全体や図形同士の位置を調整する機能なので、図形の中の文字位置を変更したい場合は別の設定を使います。
図形の中に文字を最初から中央に入力する方法
今後作成する図形で、文字を最初から中央に配置したい場合は、図形の文字配置を変更します。
手順は以下の通りです。
- 文字を入れたい図形をクリックします。
- 図形の上で右クリックします。
- 「図形の書式設定」を選びます。
- 「文字のオプション」または「テキストボックス」を開きます。
- 「文字の配置」を「上下中央」に変更します。
この設定をすると、図形の高さに対して文字が上下の真ん中に表示されるようになります。
すでに左上に入力された文字を中央に移動する方法
すでに作成済みの図形で文字が左上にある場合も、簡単に位置を変更できます。
まず図形をクリックして選択し、上部メニューにある「図形の書式」や「ホーム」タブを確認します。
その中にある文字配置のボタンから「上下中央揃え」を選択すると、文字が図形の中央に移動します。
横方向も中央にしたい場合は、「中央揃え」ボタンを押します。これで図形の真ん中に文字が配置されます。
図形内の文字を中央にする正しい操作場所
初心者の方が迷いやすいポイントは、「配置」ボタンを押してしまうことです。
「配置」は図形そのものをページ上で右寄せ・左寄せ・上下に揃えるための機能であり、図形内部の文字位置を変えるものではありません。
図形の中の文字を動かしたい場合は、「文字の配置」「テキストボックス」「上下中央揃え」といった項目を使います。
図形ごと設定を保存して毎回中央にする方法
同じ種類の図形を何度も使う場合は、設定した図形を右クリックして「既定の図形に設定」を選ぶ方法があります。
この設定をすると、その後に新しく作成する同じ種類の図形にも文字配置の設定が引き継がれます。
例えば、資料作成で丸や四角の図形に文字を入れることが多い場合、この設定をしておくと毎回文字位置を直す手間がなくなります。
文字が中央にならない場合に確認すること
設定を変更しても文字位置がずれる場合は、図形内の余白設定を確認してください。
「図形の書式設定」からテキストボックスを開き、内部余白の数値が大きくなっていると、中央にしても見た目がずれることがあります。
また、文字サイズや行間によっても見え方が変わるため、必要に応じてフォントサイズを調整するときれいに整います。
まとめ
ExcelやWordの図形内の文字が左上から始まる場合、パソコンが古いことが原因ではなく、図形の文字配置設定によるものです。
文字を中央にしたい場合は、「配置」ではなく「上下中央揃え」や「中央揃え」の設定を使います。
一度設定を覚えてしまえば、作成済みの図形も新しく作る図形も簡単に中央配置できます。資料作成で図形をよく使う場合は、既定の図形設定まで行っておくと作業がさらに楽になります。


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