Windows11にPowerShellをインストールする方法と適切なバージョンの選び方

Windows系

PowerShellはWindowsの強力なコマンドラインツールで、システム管理や自動化作業に便利です。しかし、初めてPowerShellを使おうとすると、インストールやバージョン選びで迷ってしまうことがあります。この記事では、Windows11 Home(24H2)にPowerShellをインストールする方法と、適切なバージョンの選び方について解説します。

PowerShellのバージョンについて

PowerShellにはいくつかのバージョンがあります。古いバージョンはWindowsに標準で搭載されている一方、最新のPowerShellは独立したアプリケーションとして提供されています。最新バージョンはPowerShell 7.xで、これが推奨されています。PowerShell 7は、以前のバージョンに比べて多くの新機能と改善が加えられています。

Windows11でPowerShellをインストールする方法

Windows11にPowerShellをインストールする手順は以下の通りです。インストールには「MSIパッケージ」を使用します。まず、公式のPowerShell GitHubページまたはMicrosoft StoreからPowerShellをダウンロードします。

MSIパッケージを選ぶ際の注意点

MSIパッケージには3種類がありますが、どれを選ぶべきかを迷うことがあります。それぞれの違いについて簡単に説明します。

  • PowerShell-7.x.x-x64.msi:64bit版のWindowsに対応
  • PowerShell-7.x.x-x86.msi:32bit版のWindowsに対応
  • PowerShell-7.x.x-arm.msi:ARM版のWindowsに対応

お使いのPCが64bit版のWindows11であれば、`PowerShell-7.x.x-x64.msi`を選んでインストールします。

インストール後の確認

インストールが完了したら、ターミナルで`powershell`と入力して起動を確認します。正常にインストールされていれば、最新のPowerShellが起動します。

既存のPowerShellとの切り替え

Windows11には従来のPowerShell(5.x)も搭載されています。インストール後、`powershell`コマンドで起動する場合、デフォルトで最新バージョンが起動するように設定することができます。ターミナルの設定からPowerShellのデフォルトシェルを変更する方法を説明します。

まとめ

PowerShellを最新バージョンにアップデートすることで、多くの新機能や改善が利用できるようになります。インストールはMSIパッケージを選ぶことで簡単に行え、64bit版のWindows11では`PowerShell-7.x.x-x64.msi`を選ぶと良いでしょう。PowerShellの使い方を覚えることで、システム管理や作業の効率化が進みます。

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