AviUtl2で動画編集をしていると、プレビュー再生が飛び飛びになったり、映像が止まったように見えたりすることがあります。特にPCの性能が高くない場合、編集時の負荷が大きくなりやすいため、設定を見直すことで改善できる可能性があります。
この記事では、AviUtl2の再生が重くなる原因や、プレビューを軽くする設定、低スペックPCでも動画編集をしやすくする具体的な方法について解説します。
AviUtl2の再生が飛び飛びになる主な原因
AviUtl2のプレビュー再生が正常に動かない原因は、必ずしもAviUtl2自体の問題とは限りません。動画編集ではCPU、メモリ、GPU、ストレージなど複数の要素に負荷がかかります。
特に高解像度の動画や、多数のエフェクトを使用した編集では、完成動画を書き出す処理よりも編集画面のリアルタイム再生のほうが重くなる場合があります。
例えば、フルHD動画に大量のテキスト、ぼかし、色調補正、複数の画像素材を重ねると、一般的なノートPCではプレビュー処理が追いつかず、映像がコマ送りになることがあります。
まず試したいAviUtl2のプレビューを軽くする方法
最初に確認したいのは、編集時のプレビュー品質です。動画編集では、作業中は軽い表示にして、最後の書き出し時に高品質へ戻す方法が一般的です。
AviUtl2では、編集画面で必要以上に高負荷な表示設定にしていると再生が重くなるため、プレビュー解像度や表示方法を見直します。
例えば、4K動画を編集している場合、作業中だけ低解像度表示に変更するとPCへの負担を大きく減らせます。完成時の画質には影響しないため、積極的に活用すると便利です。
動画素材を軽い形式に変換して編集する
カメラやスマートフォンで撮影した動画は、高画質である一方、編集時の負荷が非常に大きい場合があります。
特にH.265(HEVC)などの圧縮率が高い形式は、再生時にCPUへの負荷がかかりやすく、低スペックPCではカクつきの原因になることがあります。
対策として、編集前に動画をH.264形式など編集しやすい形式へ変換したり、編集用の低容量プロキシ動画を作成したりすると、スムーズに作業できるようになります。
AviUtl2で重くなりやすい編集内容を減らす
動画編集では、追加する効果が増えるほど処理量も増加します。特にリアルタイム処理が必要なエフェクトは、再生負荷を高める原因になります。
重くなりやすい例として、以下のような編集があります。
| 重くなりやすい編集 | 理由 |
|---|---|
| 大量のフィルタ使用 | 映像処理の回数が増えるため |
| 複数動画の同時表示 | 複数の映像を処理する必要があるため |
| 高解像度素材の大量使用 | メモリ使用量が増えるため |
| 複雑なアニメーション | リアルタイム計算が必要になるため |
編集途中では一部のエフェクトを一時的に無効化し、最後に有効化する方法も効果的です。
PC側でできるAviUtl2の動作改善方法
AviUtl2を軽く動かすには、PC側の環境を整えることも重要です。
まず確認したいのはメモリ使用量です。ブラウザで多数のタブを開いている場合や、他のアプリが起動している場合、AviUtl2が利用できるメモリが不足することがあります。
例えば、動画編集前にChromeなどのブラウザ、ゲーム、不要な常駐ソフトを終了するだけでも改善する場合があります。
また、動画素材をHDDではなくSSDに保存すると、読み込み速度が向上し、素材配置やプレビュー時の待ち時間を減らせる可能性があります。
低スペックPCで動画編集するときのおすすめ設定
高性能なPCへ買い替えることが最も確実な改善方法ですが、設定変更だけでも編集環境を改善できます。
低スペックPCの場合は、以下のような使い方がおすすめです。
・編集時はフルHD以下の素材を使用する
・不要なエフェクトは減らす
・短い区間ごとにプレビュー確認する
・動画素材をSSDに保存する
・作業中は他のアプリを終了する
例えば、10分以上の動画を一気に編集するより、数分ごとに区切って編集することでPCへの負荷を分散できます。
PCの買い替えが必要になるケース
設定変更をしても常に再生が止まる場合は、PCの性能不足が原因である可能性があります。
特に動画編集では、CPU性能、メモリ容量、GPU性能が重要になります。メモリが8GB以下の場合や、古いCPUを搭載したPCでは、複雑な編集ほど厳しくなります。
ただし、簡単なカット編集や字幕追加程度であれば、設定を軽くすることで十分対応できる場合もあります。
まとめ
AviUtl2の再生が飛び飛びになる場合、PC性能だけでなく、動画素材の形式や編集内容、プレビュー設定など複数の原因が考えられます。
まずはプレビュー設定を軽くする、不要なエフェクトを減らす、動画素材を編集向きの形式へ変換する、PC上の不要なアプリを終了するといった対策を試してみましょう。
低スペックPCでも工夫次第でAviUtl2を使った動画編集は可能です。自分のPC環境に合わせて負荷を減らす設定を行うことで、より快適に編集作業を進められます。

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