YouTubeや動画投稿サイトでは、ナレーションに合成音声を使用した動画が数多く公開されています。特徴的な声を聞いて「この音声ソフトは何を使っているのか」「どのキャラクターの声なのか」と気になる人も少なくありません。
しかし、合成音声は種類が非常に多く、同じソフトでも調声や設定によって印象が変わるため、音だけで完全に特定するのは難しい場合があります。この記事では、動画で使われている合成音声を調べる方法や、代表的な音声ソフトの特徴、確認するときのポイントについて解説します。
合成音声の種類を特定する時に確認するポイント
合成音声を見分けるには、単純に声の高さや話し方だけで判断するのではなく、複数の特徴を確認することが重要です。
特に確認したいポイントは以下の通りです。
- 声質(高い声・低い声・機械的な響き)
- イントネーションの特徴
- 発音のクセ
- 動画内や概要欄に記載されたクレジット
- 投稿者が使用している編集ソフトや音声ソフト
例えば、独特な抑揚の少ない話し方なら「ゆっくり系」、自然な人間らしい話し方なら「VOICEVOX」や「CeVIO AI」などの可能性があります。
YouTubeでよく使われる代表的な合成音声ソフト
現在の動画制作では、さまざまな音声合成ソフトが利用されています。代表的なものを知っておくと、声の候補を絞り込みやすくなります。
| 音声ソフト | 特徴 |
|---|---|
| ゆっくりボイス(AquesTalk系) | 独特な機械音声で、解説動画などで長く利用されている |
| VOICEVOX | 無料で利用でき、キャラクターごとに特徴的な声がある |
| CeVIO AI | 自然な歌声やナレーション表現が得意 |
| VOICEROID | 感情表現のある読み上げで人気 |
| VOICEPEAK | 高品質な自然音声を作成できる |
例えばVOICEVOXの「ずんだもん」は特徴的な声で多くの動画に使用されており、聞き慣れている人なら比較的判断しやすい音声です。
動画から合成音声を調べる具体的な方法
気になる動画の音声を調べる場合、まず動画説明欄やコメント欄を確認する方法がおすすめです。
投稿者によっては「VOICEVOX:〇〇」「A.I.VOICE使用」「ゆっくりMovieMaker使用」など、利用した音声ソフトを明記している場合があります。
また、動画内の字幕やキャラクター画像もヒントになります。特定の立ち絵やキャラクターが表示されている場合、そのキャラクターに対応した音声が使われている可能性があります。
音声だけで判断する時の注意点
合成音声は編集によって大きく印象が変わります。同じ音声ソフトでも、速度、音程、イントネーション、感情設定などを変更すると別の声のように聞こえることがあります。
例えばVOICEVOXの同じキャラクターでも、話速を変更したり声の高さを調整したりすると、通常設定とは違った印象になります。
そのため「声が似ている」という理由だけで完全に特定することは難しく、複数の候補を比較することが大切です。
合成音声を比較するために試したい方法
自分で声を確認したい場合は、無料で利用できる音声合成サービスで文章を入力し、実際の動画音声と聞き比べる方法があります。
例えば候補となる音声ソフトで同じ文章を読み上げさせ、以下の点を比較します。
- 母音や子音の発音
- 語尾の特徴
- 声の高さ
- 感情表現の自然さ
特に短い一言だけでは判断しにくいため、長めの文章を比較すると違いが分かりやすくなります。
まとめ
YouTube動画で使用されている合成音声を特定するには、声の特徴だけでなく、動画説明欄、コメント、キャラクター、音声ソフトの特徴などを総合的に確認することが重要です。
現在はVOICEVOX、ゆっくりボイス、VOICEROID、CeVIO AIなど多くの音声合成ソフトが利用されており、同じソフトでも調声によって印象が変わります。
気になる音声がある場合は、候補となるソフトで実際に文章を読み上げて比較すると、より正確に近い音声を見つけやすくなります。


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