Microsoft Wordで表を作成した際、セルに色を付ける「塗りつぶし」は簡単にできますが、「斜線」や「ドット」などのパターンで塗りつぶしたい場合、設定場所がわかりにくいことがあります。特に印刷用資料やモノクロ資料では、色ではなく模様で区別したい場面も多くあります。この記事では、Wordの表セルをパターンや網掛けで塗りつぶす方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。
Wordでは「網掛け」機能を使う
Wordの表でパターン塗りつぶしをしたい場合は、「塗りつぶし」ではなく「網掛け」機能を使用します。
この機能を使うことで、単色だけでなく、斜線・格子・ドットなどの模様をセルに設定できます。
| できる模様例 | 用途例 |
|---|---|
| 斜線 | 未入力欄の区別 |
| ドット | 注意箇所の強調 |
| 格子模様 | カテゴリ分け |
| 横線 | 印刷時の識別 |
特に白黒印刷では、色よりもパターンのほうが見分けやすい場合があります。
Wordの表セルをパターン塗りつぶしする手順
Wordでは、表ツールから設定を行います。
基本手順
- パターンを設定したいセルを選択
- 右クリックして「罫線と網掛け」を選択
- 「網掛け」タブを開く
- 「スタイル」から模様を選択
ここで、斜線やドットなどのパターンを選べます。
「塗りつぶし」ではなく「網掛け」に模様設定があります。
色付きパターンも設定できる
Wordの網掛け機能では、背景色と模様色を別々に設定できます。
例えば、「薄いグレー背景+黒ドット」のような組み合わせも可能です。
設定できる項目
- 背景色
- パターン色
- パターン種類
これにより、カラー印刷だけでなくモノクロ印刷でも見やすい資料を作りやすくなります。
業務マニュアルや申請書では、網掛けパターンを使って入力欄を区別しているケースもあります。
Wordのバージョンによって表示場所が違うことがある
Wordはバージョンによってメニュー位置が少し異なります。
特にMicrosoft 365版では、右クリックメニュー内に「罫線と網掛け」が表示されない場合があります。
その場合は、以下の方法で開けます。
- 「ホーム」タブを開く
- 「段落」グループ内の罫線マークをクリック
- 「罫線と網掛け」を選択
ここから同じように網掛け設定が可能です。
印刷時は模様が薄く見える場合もある
パターン塗りつぶしは、画面上では見えていても印刷時に薄くなる場合があります。
特に薄いグレーや細かいドットは、家庭用プリンターでは見えにくくなることがあります。
| おすすめ設定 | 理由 |
|---|---|
| 濃いグレー | 印刷で見やすい |
| 大きめドット | つぶれにくい |
| 太め斜線 | コピー時も判別しやすい |
一度試し印刷して見え方を確認すると失敗しにくくなります。
Excelとは設定場所が違うので注意
Excelにも似た「パターン塗りつぶし」機能がありますが、Wordとは設定場所が異なります。
そのため、Excel感覚で探すと「模様設定がない」と感じやすくなります。
Wordでは「網掛け」という名前になっている点が少しわかりにくい部分です。
まとめ
Wordの表セルをパターンで塗りつぶしたい場合は、「塗りつぶし」ではなく「罫線と網掛け」機能を使います。
網掛け設定では、斜線・ドット・格子などさまざまな模様を設定でき、モノクロ印刷資料にも便利です。
特に業務文書や申請書では、色だけでなく模様で区別すると見やすくなるため、用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。


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