OneDriveを利用するとWindowsのファイルをクラウドへ保存できますが、デスクトップ全体ではなく、必要なフォルダーだけをバックアップしたいというケースもあります。仕事用フォルダーだけ保存したい場合や、容量を節約したい場合には適切な設定が重要です。
この記事では、OneDriveでデスクトップ内の任意のフォルダーだけをバックアップする方法や、標準機能でできる範囲、代替方法について詳しく解説します。
OneDriveでデスクトップの一部だけをバックアップできるのか
OneDriveには「PCフォルダーのバックアップ」という機能があり、デスクトップ、ドキュメント、画像フォルダーを自動的に同期できます。しかし、この機能ではデスクトップ内にある特定のフォルダーだけを選択してバックアップする設定は基本的に用意されていません。
例えば、デスクトップ上に「仕事用」「写真」「一時ファイル」という3つのフォルダーがある場合、OneDriveの標準バックアップ機能では「仕事用だけをバックアップする」という細かな指定はできません。
そのため、任意のフォルダーだけをバックアップしたい場合は、OneDriveの同期フォルダーを利用する方法やフォルダー構成を変更する方法が有効です。
方法1:OneDriveフォルダー内に必要なフォルダーを移動する
最も簡単な方法は、バックアップしたいフォルダーをOneDriveフォルダー内へ移動する方法です。OneDriveフォルダー内に保存されたファイルは、自動的にクラウドと同期されます。
手順は以下の通りです。
1. エクスプローラーを開く
2. OneDriveフォルダーを開く
3. バックアップしたいフォルダーをOneDrive内へ移動する
4. 同期が完了するまで待つ
例えば、デスクトップ上の「重要書類」というフォルダーだけ保存したい場合、「重要書類」フォルダーをOneDrive内へ移動すれば、そのフォルダーだけをクラウド保存できます。
方法2:デスクトップ上にショートカットを作成する
フォルダーをOneDriveへ移動するとデスクトップが整理しにくい場合は、ショートカットを利用する方法があります。
バックアップしたいフォルダーをOneDrive内へ移動した後、そのフォルダーへのショートカットをデスクトップに作成します。見た目は今までと同じようにデスクトップからアクセスできますが、実際のデータはOneDriveで管理されます。
例えば「仕事資料」というフォルダーをOneDriveへ移動し、デスクトップにショートカットを置けば、普段の操作を変えずにバックアップ対象にできます。
方法3:シンボリックリンクを利用して同期する
Windowsにはシンボリックリンクという機能があり、実際の保存場所とは別の場所にあるフォルダーをOneDrive内にあるように扱うことができます。
この方法を使うと、デスクトップ上のフォルダーを移動せずにOneDriveへ同期させることも可能です。ただし、コマンド操作が必要になるため、Windowsの設定に慣れている方向けの方法です。
例えば、業務用ソフトが保存場所を変更できない場合など、フォルダーの場所を維持したままバックアップしたいケースで利用されます。
OneDriveのPCフォルダーバックアップを使う場合の注意点
OneDriveの「デスクトップのバックアップ」を有効にすると、デスクトップ全体がOneDriveへ保存されます。そのため、一部のフォルダーだけを保存したい場合には向いていません。
また、デスクトップ全体を同期すると、不要なファイルまでクラウド容量を消費する可能性があります。特に無料版OneDriveでは容量制限があるため、保存するデータを整理することが大切です。
例えば、大量の動画や一時的な作業ファイルをデスクトップに置いている場合、すべて同期すると容量不足になる可能性があります。
OneDriveでバックアップするフォルダーを管理するおすすめの方法
日常的に使いやすい方法としては、OneDrive内に「バックアップ用フォルダー」を作成し、重要なデータだけをそこへ保存する運用がおすすめです。
例えば、以下のような構成にすると管理しやすくなります。
| フォルダー名 | 用途 |
|---|---|
| OneDrive\仕事 | 仕事関連の書類 |
| OneDrive\写真 | 大切な写真 |
| OneDrive\個人データ | 重要な個人ファイル |
このように必要なデータだけをOneDriveで管理すると、容量を節約しながら安全にバックアップできます。
まとめ|OneDriveは工夫すれば必要なフォルダーだけバックアップできる
OneDrive標準のデスクトップバックアップ機能では、デスクトップ内の特定フォルダーだけを指定して保存することは難しいですが、OneDriveフォルダーへ移動する方法を使えば必要なデータだけを同期できます。
ショートカットやシンボリックリンクを活用すれば、普段の操作感を変えずにバックアップ環境を作ることも可能です。
重要なファイルだけをOneDriveで管理することで、パソコン故障やデータ消失への備えをしながら、クラウド容量も効率よく利用できます。


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