Adobe Illustratorでモザイク加工を作成したあと、「一部の工程が分からない」「グループのまま変形できない」とつまずくケースはよくあります。特に複数オブジェクトを連動させて細くしたり斜めに傾けたりする操作は、基本的な“選択方法”と“変形の考え方”を理解すると一気に解決しやすくなります。
モザイクオブジェクトの基本構造を理解する
モザイクオブジェクトは、複数の長方形やパスが「グループ」または「複合的な集合体」として構成されています。
この状態では個別に編集するよりも、全体をまとめて扱うのが基本です。
そのため、1つずつ選択するのではなく「グループ全体を選択」することが重要になります。
グループのまま変形して問題ないのか
結論としては、グループのまま変形して問題ありません。
むしろグループ解除をしてしまうと、形のバランスが崩れやすくなります。
Illustratorではグループ選択状態でも、全体に対して拡大・縮小・回転・歪みを適用できます。
細くする・斜めにするための正しい操作方法
全体を変形するには「バウンディングボックス」を使うのが基本です。
選択ツール(Vキー)でグループを選択し、角のハンドルをドラッグすると拡大縮小ができます。
Shiftキーを押さない状態でドラッグすると自由変形になり、斜めにも傾けられます。
連動して変形させるポイント
複数のオブジェクトを“同時に連動”させるには、必ずグループ選択またはレイヤー単位での操作が必要です。
さらに「自由変形ツール」や「シアーツール」を使うと、全体の角度を自然に調整できます。
部分的に触るとズレが出るため、必ず全体選択を意識するのがポイントです。
うまくいかないときのチェック項目
変形できない場合は、ロックされたレイヤーや個別選択モードになっている可能性があります。
また、クリッピングマスクやアピアランス効果が影響しているケースもあります。
その場合はレイヤーパネルで状態を確認し、必要に応じて「グループ選択ツール」に切り替えると改善します。
まとめ
モザイクオブジェクトは基本的にグループのまま扱い、全体選択で変形するのが正しい操作です。
細くしたり斜めにしたい場合は、自由変形やシアーツールを使うことで連動した調整が可能になります。
構造を理解して操作すれば、複雑に見える加工も安定して再現できるようになります。


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