インターネットを見ていると突然「ウイルスに感染しています」「McAfeeの有効期限が切れました」など、本物そっくりの警告が表示されることがあります。これらの多くは、正規のマカフィーからの通知ではなく、偽の警告広告や迷惑なブラウザ通知です。
特にWindows10の古いパソコンでは、ブラウザの設定や不要なソフトが原因で、このような偽マカフィー表示が繰り返されることがあります。この記事では、偽マカフィーの正体や、安全に消す方法、設定画面が見つからない場合の対処方法について分かりやすく解説します。
偽マカフィー警告とは何か?本物との違い
偽マカフィー警告とは、利用者を不安にさせてクリックさせることを目的とした迷惑な広告や詐欺的な通知です。画面にはマカフィーのロゴや「危険です」「今すぐスキャンしてください」などの表示が出るため、本物のセキュリティ警告と勘違いしやすくなっています。
しかし、ブラウザを開いているだけで突然表示される警告や、「数分以内に対応してください」と急かす表示の多くは偽物です。本物のセキュリティソフトは、突然Webページ上に大きな警告画面を表示して支払いを要求するような動作は通常行いません。
例えばYahoo!などの一般的なページを閲覧中に「あなたのPCは5個のウイルスに感染しています」という表示が出た場合、それはWeb広告やブラウザ通知による可能性が高く、表示されたボタンを押さないことが大切です。
偽マカフィーが表示される主な原因
偽マカフィーが繰り返し表示される原因として多いのが、ブラウザ通知の許可です。過去にアクセスしたサイトで「通知を許可する」を間違えて押してしまうと、そのサイトから偽の警告通知が送られてくることがあります。
また、無料ソフトのインストール時に一緒に入った不要なプログラムや、ブラウザに追加された拡張機能が原因になる場合もあります。
パソコン自体がウイルス感染しているとは限らず、単純にブラウザの設定変更だけで解決できるケースも多くあります。
Chromeで偽マカフィー通知を止める方法
インターネットを見るためにGoogle Chromeを使用している場合は、通知設定を確認します。
Chrome右上の「︙(縦に3つの点)」をクリックし、「設定」を開きます。その後、「プライバシーとセキュリティ」が見つからない場合でも、左側メニューや検索欄を利用できます。
設定画面上部の検索欄に「通知」と入力すると、「サイトの設定」や「通知」の項目を探しやすくなります。通知を許可している見覚えのないサイトがあれば削除またはブロックしてください。
具体的には、「http://〇〇〇.com の通知を許可」といった知らないサイト名があれば、それが偽警告の発信元になっている可能性があります。
Microsoft Edgeで偽マカフィーを消す方法
Windows10ではMicrosoft Edgeを使っている人も多いため、Edgeの場合も通知設定を確認します。
Edge右上の「…」をクリックし、「設定」から「Cookieとサイトのアクセス許可」を開きます。その中の「通知」を選択し、不要なサイトを削除します。
設定項目の名前はブラウザのバージョンによって少し違うことがあります。そのため「プライバシーとセキュリティ」という表示が見つからなくても、検索機能を使って「通知」や「サイトの設定」を探すと見つけやすくなります。
不要なソフトや拡張機能を確認する
ブラウザ通知を削除しても偽警告が続く場合は、不要なソフトが入っていないか確認します。
Windows10では「スタート」ボタンから「設定」を開き、「アプリ」を選択します。インストールされているアプリ一覧の中に、覚えのない名前のソフトがあれば削除を検討します。
また、ブラウザの拡張機能も確認してください。自分で追加した覚えのない拡張機能や、広告表示を目的としたものがあれば無効化または削除します。
偽マカフィー画面が出たときに絶対にしてはいけないこと
偽警告が表示された場合、画面内の「今すぐ削除」「スキャン開始」「契約更新」などのボタンはクリックしないでください。
クリックすると、不審なソフトのインストールや、クレジットカード情報の入力画面へ誘導される可能性があります。
警告画面が閉じられない場合は、ブラウザを終了するだけで解決することもあります。強制的に閉じる場合は、キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「Esc」でタスクマネージャーを開き、ブラウザを終了する方法もあります。
まとめ:偽マカフィーは慌てず通知設定を確認することが大切
Web閲覧中に表示される偽マカフィー警告の多くは、ウイルス感染を知らせる本物の警告ではなく、ブラウザ通知や迷惑広告によるものです。
「プライバシーとセキュリティ」という項目が見つからない場合でも、ブラウザの種類やバージョンによって表示場所が違うだけの場合があります。通知設定を探して不要なサイトの許可を削除することで改善できるケースが多くあります。
大切なのは、表示された警告を信用してボタンを押さず、落ち着いてブラウザ設定や不要なソフトを確認することです。初心者の方でも順番に確認すれば、安全に偽マカフィー表示を止めることができます。


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