OBS Studioでマイク音量が小さい原因と改善方法|録音音声を大きくする設定を解説

音声、音楽

OBS Studioで録音した音声を確認すると、配信中のメーターは黄色や赤まで上がっているのに、保存された音声だけ小さく聞こえることがあります。この問題は、マイク自体の音量不足だけでなく、OBS内の音声フィルタ設定や録音後の音量調整が関係している場合があります。

この記事では、OBS Studio初心者でも確認しやすいマイク音量の改善方法や、音割れを防ぎながら録音音量を大きくする設定について詳しく解説します。

OBSのメーターが大きいのに録音音量が小さい原因

OBS Studioの音声メーターは、入力されている音量を表示しています。そのため、メーターが黄色や赤まで到達している場合でも、実際に保存される音声ファイルの聞こえ方とは異なることがあります。

特に注意したいのが、録音後に再生するプレイヤー側の音量設定や、動画編集ソフト側での音量処理です。OBSでは正常な音量で録音できていても、再生環境によって小さく感じるケースがあります。

また、マイク入力レベルを上げすぎるとメーターは大きく表示されますが、音が割れてしまうため、単純に入力音量を最大にする方法はおすすめできません。

OBSのマイク音量を適切に調整する基本設定

まず確認したいのは、OBSの音声ミキサーにあるマイク音量スライダーです。マイクの音量が低い場合は、このスライダーを調整することで録音音量を改善できます。

ただし、音量スライダーだけで調整すると限界があります。マイク自体の入力レベルが低い場合は、Windows側のマイク設定も確認する必要があります。

Windowsの場合は、「設定」から「システム」→「サウンド」→「入力デバイス」を開き、マイクの入力音量が適切になっているか確認してください。マイクによっては、本体側のゲイン調整も必要になります。

OBSのコンプレッサーとゲインフィルタを使って音量を上げる方法

OBS Studioでは、音声フィルタを追加することで、録音音量を安定させることができます。特に初心者におすすめなのが「ゲイン」と「コンプレッサー」の設定です。

ゲインフィルタは、入力された音声全体の音量を持ち上げる効果があります。例えば、マイク音量が少し小さい場合は、ゲインを数dB追加することで聞き取りやすくできます。

コンプレッサーは、大きな声と小さな声の差を小さくする機能です。ゲーム実況や配信では、突然大きな声を出しても音割れしにくくなり、全体的に聞きやすい音になります。

OBSでおすすめのマイクフィルタ設定例

環境によって最適な数値は変わりますが、一般的なマイク録音では以下のような設定から試すと調整しやすくなります。

フィルタ 目的 設定例
ゲイン 音量を底上げする +3dB〜+10dB程度
コンプレッサー 音量差を調整する 軽めの圧縮から調整
ノイズ抑制 雑音を減らす 必要に応じて使用

例えば、普段の声が小さい人の場合はゲインで少し音量を上げ、コンプレッサーで声量差を整えることで、自然で聞き取りやすい録音になります。

OBSの音量調整で音割れを防ぐポイント

音声を大きくしたい場合でも、OBSのメーターが常に赤色付近になる状態は避ける必要があります。赤色は音割れが発生する可能性が高い範囲です。

目安として、通常の話し声では緑から黄色付近を中心に動き、大きな声を出した瞬間だけ黄色後半程度になる状態が扱いやすいです。

もし録音した音声が小さい場合でも、録音時に無理に音量を上げるより、フィルタで補正する方が音質を保ちやすくなります。

録音した後の音声だけ小さい場合に確認すること

OBSの設定を変更しても改善しない場合は、録音ファイル自体を確認しましょう。別の再生ソフトや編集ソフトで音量を確認すると、原因を切り分けやすくなります。

例えば、OBSで録画した動画を動画編集ソフトに読み込んだ際だけ音が小さい場合は、編集ソフト側の音量設定が原因の可能性があります。

また、録音形式や音声トラック設定によっても音量差が発生する場合があります。OBSの「設定」から「出力」→「録画」項目を確認し、使用している音声トラックが正しく設定されているか確認してください。

まとめ|OBSの録音音量はフィルタ設定で改善できる

OBS Studioで録音音声が小さく聞こえる場合、単純にマイク音量を最大にするのではなく、ゲインやコンプレッサーなどのフィルタを使って調整することが重要です。

メーターが黄色や赤まで上がっていても、録音後の聞こえ方が小さい場合は、入力設定や再生環境、音声処理設定を順番に確認すると原因を見つけやすくなります。

初心者の場合は、まずマイク入力レベルを適切に設定し、その後OBSのフィルタで音量を整える方法がおすすめです。音割れを防ぎながら聞き取りやすい音声を作ることで、配信や録音の品質を大きく改善できます。

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