MacでOBSを使ってPS5のゲーム配信や録画を行っていると、ゲーム音やマイク音がプツプツ途切れる、同じ音が繰り返される、突然無音になるといった問題が発生することがあります。映像には問題がないのに音声だけ乱れる場合、キャプチャーボードやMacの音声処理設定が原因になっている可能性があります。
この記事では、PS5・Elgato 4K X・Mac・OBSという環境で発生しやすい音声トラブルの原因と、OBSの設定確認ポイント、Macでデスクトップ音声を取得する方法について詳しく解説します。
Mac版OBSでゲーム音が途切れる主な原因
OBSでゲーム音とマイク音が同時に途切れる場合、単純にマイクやゲーム音の設定だけが原因ではなく、音声処理全体に問題が起きている可能性があります。
特にMac環境では、Windowsとは音声取得の仕組みが異なるため、以下のような原因が考えられます。
- OBSの音声サンプルレート設定が合っていない
- キャプチャーボードとMacの音声同期がずれている
- USB接続の帯域不足
- Mac側の音声入力処理で負荷が発生している
- OBSの音声フィルター処理による遅延
映像が正常で音声だけが乱れる場合でも、内部では音声データの処理が間に合わず、バッファが欠落しているケースがあります。
まず確認したいOBSの音声設定
最初に確認したいのがOBSの音声設定です。設定がキャプチャーボードやMac側の仕様と合っていないと、音声が不安定になることがあります。
OBSの「設定」から「音声」を開き、以下の項目を確認します。
- サンプルレートを48kHzに統一する
- チャンネル設定をステレオにする
- 不要な音声デバイスを無効化する
例えば、Mac本体のマイク、Bluetoothイヤホン、キャプチャーボード音声など複数の音声デバイスが同時に有効になっている場合、競合によって音声が乱れることがあります。
Elgato 4K X使用時に確認するポイント
Elgato 4K Xのような高性能キャプチャーボードは、高解像度・高フレームレートの映像を扱える一方で、Macとの接続環境によっては音声処理が不安定になることがあります。
確認したいポイントは以下です。
- USBハブを経由せずMac本体へ直接接続する
- USBケーブルを別のものに交換する
- 接続ポートを変更する
- Elgato公式ソフトやファームウェアを確認する
特にUSBハブを使用している場合、映像転送は問題なくても音声データだけが断続的に欠落する場合があります。
例えば4K映像を扱うキャプチャーボードでは、USB帯域が不足すると映像ではなく音声側に症状が出ることがあります。
MacでOBSのデスクトップ音声が選択できない理由
Mac版OBSでは、Windows版とは異なり標準状態ではシステム音声を直接取得できません。
そのため、OBSの「設定」→「音声」でデスクトップ音声が「無効」しか選択できない場合があります。これは故障ではなく、macOSの仕様によるものです。
近年のOBSではmacOS向けの音声取得機能が改善されていますが、環境によって利用できる機能には違いがあります。
macOSでゲーム音を取り込む場合は、OBS対応の音声キャプチャ機能や仮想オーディオデバイスを利用する方法があります。
OBS 30以降のMac音声取得機能について
OBS 30以降ではmacOS向けの音声キャプチャ機能が強化され、以前のように追加ソフトが必須ではないケースも増えました。
ただし、利用できる条件があります。macOSのバージョン、OBSの権限設定、音声デバイスの状態によって表示される項目が変化します。
確認する場所は以下です。
- OBSを最新版へ更新する
- macOSの「システム設定」からOBSにマイク権限を許可する
- 画面収録権限を許可する
- OBSを再起動する
権限が不足している場合、OBS側に音声取得用の項目が表示されないことがあります。
マイク音とゲーム音が同時に途切れる場合の確認方法
ゲーム音とマイク音が同時に停止する場合、個別の音声機器ではなくOBS内部の音声処理や録音処理に問題がある可能性が高くなります。
以下の項目を確認すると原因を絞り込めます。
- OBSの統計画面で音声ドロップが発生していないか確認する
- OBSのログを確認する
- 音声フィルターを一時的に解除する
- Bluetooth機器を外して確認する
特にノイズ抑制やノイズゲートなどのフィルターは便利ですが、Macの性能や設定によっては処理負荷になることがあります。
安定したMacゲーム配信環境を作る設定例
MacでPS5配信を安定させるには、できるだけシンプルな音声構成にすることが重要です。
おすすめの構成例は以下になります。
| 項目 | 設定例 |
|---|---|
| キャプチャーボード | MacへUSB直結 |
| 音声サンプルレート | 48kHz |
| マイク接続 | 有線USBマイク推奨 |
| イヤホン | 有線接続推奨 |
Bluetoothイヤホンは便利ですが、ゲーム配信では遅延や接続切替による問題が発生しやすいため、安定性を重視する場合は有線機器がおすすめです。
まとめ
MacでOBSを使ったPS5ゲーム配信中に音声が途切れる場合、原因はキャプチャーボードの故障だけではなく、OBSの音声設定、macOSの仕様、USB接続環境、音声取得方法など複数考えられます。
まずはOBSのサンプルレートを合わせ、不要な音声デバイスを停止し、Elgato 4K XをMacへ直接接続することから確認すると改善しやすくなります。
また、Macではデスクトップ音声の扱いがWindowsと異なるため、OBSのバージョンだけでなくmacOSの権限設定や音声取得方法も確認することが、安定した配信環境を作るポイントになります。


コメント