ArchiCADの図面をIllustratorで正しく塗りつぶし表示する方法(DXF利用時)

Illustrator

ArchiCADで作成した図面をIllustratorで編集する際、DXF形式で保存すると壁の切断面などの塗りつぶしが反映されず困ることがあります。この記事では、その原因と対処法を解説します。

1. DXF形式の仕様による塗りつぶしの欠落

DXFは線情報を中心としたフォーマットのため、ArchiCADの面塗り情報がIllustratorに正しく反映されない場合があります。特に、ハッチングや塗りつぶしはベクトル線として扱われることが多く、そのままではIllustratorで塗りつぶしとして認識されません。

2. ArchiCADからIllustratorに塗りつぶしを持たせる方法

1つの方法は、ArchiCADで塗りつぶしを面としてポリゴン化し、ベクトルオブジェクトとして書き出すことです。この際、DXFではなくPDFやSVG形式で書き出すとIllustrator側で塗りつぶしが保持されやすくなります。

もう1つは、DXFで書き出す場合、ArchiCADのハッチングを「単色塗り」に変換してから書き出すことで、Illustratorで塗りつぶしとして認識されやすくなります。

3. Illustrator側での調整

IllustratorでDXFを開いた後、塗りつぶしが線だけになっている場合は、ライブトレース(画像トレース)やパスの統合を使って塗りつぶしを再現することが可能です。レイヤーを整理し、線と面を分けて管理すると編集もしやすくなります。

4. 実務上の推奨手順

ArchiCADからIllustratorにデータを渡す場合は、可能であればPDFやSVGでの書き出しを優先します。どうしてもDXFを使う場合は、塗りつぶしを単色に変換してから書き出すことを習慣にすると、Illustratorでの編集がスムーズになります。

まとめ

ArchiCADの図面をIllustratorで塗りつぶしを保持したまま編集したい場合、DXF形式だけに頼らずPDFやSVGへの書き出しや塗りつぶしの単色化を行うことが重要です。これにより、壁の切断面やハッチングなどがIllustrator上で正しく表示され、編集作業が効率化されます。

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