旧PS4で無線LANを使用して5GHz帯を利用したいという質問が寄せられました。5GHz帯は、2.4GHz帯よりも高速で安定した接続が可能ですが、旧PS4がこれをサポートしているかどうか気になる方も多いでしょう。この記事では、PS4の無線LAN接続の仕様や、5GHz帯の利用方法について詳しく説明します。
1. 旧PS4の無線LAN接続の仕様
旧PS4(PlayStation 4、型番CUH-1000シリーズから2000シリーズまで)は、無線LAN規格としてIEEE 802.11b/g/nをサポートしています。しかし、これには5GHz帯に対応したWi-Fi規格(IEEE 802.11ac)には対応していません。つまり、旧PS4は基本的に2.4GHz帯の無線LANのみを利用することができます。
2. 5GHz帯を使用するための方法
もし5GHz帯を使用したい場合、旧PS4の無線LAN機能だけでは対応できません。しかし、Wi-Fiルーターやアクセスポイントが5GHz帯に対応していれば、PS4のインターネット接続設定でWi-Fi接続を2.4GHzではなく5GHz帯を選択することはできます。
ただし、旧PS4が5GHz帯に対応していない場合は、外部機器の購入が必要です。例えば、5GHz帯に対応したUSB Wi-Fiアダプターを購入し、PS4に接続することで5GHz帯のネットワークを利用できるようにする方法があります。
3. 5GHz帯のメリットとデメリット
5GHz帯は、2.4GHz帯に比べて混雑しにくく、帯域幅が広いため、高速なインターネット接続が可能です。しかし、通信範囲が狭く、壁などの障害物に対しては電波が届きにくいという欠点もあります。
PS4のように遠距離での接続を考慮する場合、5GHz帯を使用することで接続が不安定になる可能性もあるため、接続範囲や障害物の影響を考慮して使用するのが良いでしょう。
4. PS4でのWi-Fi設定方法
PS4でWi-Fiを設定する手順は簡単です。以下の手順でWi-Fiの設定を行うことができます。
- PS4のホーム画面から「設定」へ進む。
- 「ネットワーク」を選択し、「インターネット接続設定」をクリック。
- 「Wi-Fi」を選択して、利用可能なネットワークを選びます。
- 接続したいネットワークの設定を進め、パスワードを入力。
- 接続後、インターネットが正常に使えるか確認。
この際、Wi-Fiルーターが5GHz帯に対応していれば、5GHzのSSIDを選択することができます。
5. まとめ
旧PS4は5GHz帯に直接対応していませんが、Wi-Fiルーターが5GHz帯に対応している場合、PS4に接続することで高速なインターネット接続が可能です。ただし、5GHz帯は通信範囲が狭いため、使用場所や接続距離を考慮して設定を行うことが重要です。
また、5GHz帯を利用するためには、外部機器の導入やWi-Fi設定の確認が必要な場合があります。状況に応じて、適切な設定を行い、快適なネットワーク環境を作りましょう。


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