プログラミング初心者でも簡単に実装できる、月の日数を表示するプログラムの作り方について紹介します。この記事では、Pythonを使って、1〜12月の各月の日数をリストで入力し、知りたい月を入力するとその月の日数が表示されるプログラムを作成します。
1. プログラムの基本的な流れ
まずはプログラムの流れを簡単に説明します。このプログラムでは、以下の4つのステップを実行します。
- 1. 各月の日数をリストに入力
- 2. ユーザーが知りたい月を入力
- 3. 月番号をもとに、リストから日数を取得
- 4. 日数を表示してプログラムを終了
2. 各月の日数をリストに入力
まず、1月から12月の各月の日数をリストで入力します。Pythonではリストを使ってこれを簡単に管理できます。
def M():
# 各月の日数をリストに格納
months = [31, 28, 31, 30, 31, 30, 31, 31, 30, 31, 30, 31]
return months
ここでは、`months`というリストに各月の日数を格納しています。例えば、1月は31日、2月は28日、3月は31日といった具合です。
3. ユーザーが知りたい月を入力
次に、ユーザーが知りたい月を入力できるようにします。ユーザーが入力した月を変数`Q`に格納し、リストから該当する日数を取得できるようにします。
def Q():
# ユーザーに月番号を入力してもらう
Q = int(input('知りたい月の番号を入力してください(1-12):'))
return Q
この部分では、`input`関数を使ってユーザーから月の番号を入力してもらい、その番号を整数として変数`Q`に格納しています。
4. 月の日数を取得して表示
最後に、`M()`関数で取得した月の日数のリストから、ユーザーが入力した月の番号をもとに該当する日数を取得し、その結果を表示します。
def main():
months = M()
Q_month = Q()
# 入力された月の番号を使って該当する日数を取得
print(f'{Q_month}月の日数は{months[Q_month - 1]}日です。')
# 実行
main()
このコードでは、`main()`関数内で、`M()`関数で月の日数リストを取得し、`Q()`関数でユーザーから月番号を入力してもらい、その月の日数を表示しています。月の番号は1から始まるので、リストのインデックスに合わせて`Q_month – 1`を使っています。
5. まとめと改善点
このプログラムを使うことで、簡単に月の日数を知ることができます。ただし、2月はうるう年の影響で29日になる年もあるため、その点を考慮したプログラムに改善することもできます。
例えば、`M()`関数内で2月の日数をうるう年に合わせて調整するような機能を追加すれば、さらに実用的なプログラムになります。
このように、プログラミングを学びながら実際に動くプログラムを作成することは、理解を深めるために非常に有効です。自分で書いたコードを実行し、動作確認を行うことで、より一層の学びが得られます。
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