Adobe Illustratorでは、複数のアートボードを使用する際に、画面上の配置とアートボードパネルでの順番が一致していないと作業効率が落ちます。Illustrator 2025では、標準機能やスクリプトを使って画面上の配置順にアートボードを並び替える方法があります。
アートボードの並び順を整理する標準機能
Illustratorにはアートボードパネルで手動で順番を入れ替える機能がありますが、大量のアートボードを扱う場合には手間がかかります。画面上で整列している順序に合わせて並び替える標準機能はありませんが、パネル内でドラッグ&ドロップによりある程度の整理は可能です。
たとえば、縦方向にスライドを並べている場合、上から下に向かってパネル内でも同じ順番に並べると管理がしやすくなります。
スクリプトを活用して自動並び替え
大量のアートボードを画面上の位置に基づいて自動で並び替えるには、JavaScriptやIllustrator用のスクリプトを使用する方法が便利です。スクリプトを使用すると、アートボードの左上から右下にかけて自動で番号付けや並び替えが行えます。
実例として、Adobe公式やコミュニティで配布されている「ReorderArtboards.jsx」を使うと、画面上の配置順に従ってアートボードが番号順に並べ替えられます。
スクリプトの導入方法
スクリプトを導入する手順は以下の通りです。
- Illustratorの[ファイル]→[スクリプト]→[その他のスクリプト]を選択
- ダウンロードした.jsxファイルを選択して実行
- 画面上の配置順にアートボードが並び替えられる
スクリプトは一度設定すると、追加のアートボードが増えた場合にも再実行することで簡単に整理できます。
手動整理と組み合わせるコツ
すべて自動で完璧に整理できるわけではないため、最初に大まかに画面上でアートボードを整列させ、その後スクリプトを実行すると効率的です。また、アートボードにわかりやすい名前を付けておくと管理が容易になります。
縦横に混在したアートボードでも、スクリプトによって左上から右下に番号が振られるため、後からページを追加しても整理が簡単です。
まとめ
Illustrator 2025でアートボードを画面上の配置順に並び替えるには、標準のアートボードパネルでの整理とスクリプトの活用が有効です。特にスクリプトを使用すると、大量のアートボードを効率的に整理でき、追加ページが増えた場合も簡単に並び替えが可能です。これにより作業効率が大幅に向上します。


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