MacBook Airを中古品や通販サイトで見ていると、「M5」「メモリ16GB」「SSD 512GB」「スペースグレイ」といった情報だけが掲載され、何年式なのか、現在の価格はいくらなのか判断しにくいことがあります。
2026年現在、AppleのM5チップを搭載したMacBook Airは2026年3月発売のモデルです。ただし、ここで非常に重要なのがカラーです。Appleが公式に販売するM5 MacBook Airのカラーはスカイブルー、シルバー、スターライト、ミッドナイトの4色で、M5モデルに「スペースグレイ」はありません。Apple公式・13インチMacBook Air M5仕様[参照]
したがって、「M5らしい」「16GB・512GB」「スペースグレイ」という情報だけでは同じMacBook Airを指しているとは断定できません。本当にM5なのか、色をミッドナイトなどと見間違えているのか、あるいはM3以前のスペースグレイモデルなのかを、モデル情報から確認することが大切です。
- M5 MacBook Airは2026年モデル
- スペースグレイならM5ではない可能性が高い
- M5かどうかは外観ではなく「このMacについて」で確認する
- M5 MacBook Airの基本スペック
- M5の速度はかなり速い?普段使いなら余裕がある
- 16GBメモリは少ない?一般用途なら十分な容量
- MacBookのメモリは後から増設できない
- 512GB SSDは足りない?使い方によって評価が変わる
- 512GBと1TBで迷ったときの目安
- M5では512GBが標準容量になった
- M5 MacBook Airの価格はいくら?
- ヨドバシなど量販店ではいくらくらい?
- 中古品なら新品価格だけで判断しない
- 「スペースグレイのM5」と書かれた商品は購入前に確認が必要
- M3のスペースグレイとM5を間違えないためのポイント
- 16GB・512GBモデルはどんな人に向いている?
- まとめ|M5なら2026年式だが「スペースグレイ」という情報は要確認
M5 MacBook Airは2026年モデル
Appleは2026年3月3日にM5搭載MacBook Airを発表し、日本では2026年3月11日に発売しました。13インチと15インチの2サイズが用意されています。Apple公式・M5 MacBook Air発表[参照]
Appleの公式仕様では、13インチM5モデルも15インチM5モデルも発売年は2026年と明記されています。一般的には「2026年モデル」「M5世代のMacBook Air」と表現すると分かりやすいでしょう。
MacBook Airには自動車のような公式の「第○世代」という通し番号が付けられているわけではありません。そのため、「何世代?」と確認するときは、M1、M2、M3、M4、M5という搭載チップの世代と発売年を見るのが確実です。
スペースグレイならM5ではない可能性が高い
M5 MacBook Airを確認するときに最も気になるのがカラーです。Apple公式によるM5モデルの仕上げは、スカイブルー、シルバー、スターライト、ミッドナイトの4種類です。スペースグレイは設定されていません。Apple公式・MacBook Air仕様[参照]
一方、2024年発売のM3 MacBook Airにはスペースグレイが存在します。Apple公式仕様でも、M3モデルのカラーはシルバー、スターライト、スペースグレイ、ミッドナイトとなっています。Apple公式・13インチMacBook Air M3仕様[参照]
そのため、実物が明らかにスペースグレイなら、出品者の商品説明にある「M5」が間違っている可能性も考える必要があります。反対に、黒に近い濃い色を見てスペースグレイだと思っているだけなら、M5の「ミッドナイト」である可能性があります。
M5かどうかは外観ではなく「このMacについて」で確認する
MacBook Airは世代が違っても外観が非常によく似ているため、写真だけでM3、M4、M5を正確に判定するのは難しい場合があります。中古品を購入するときは、外観や出品タイトルだけに頼らないことが重要です。
実機を操作できる場合は、画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を開きます。そこに「チップ Apple M5」などと表示されれば、搭載チップを直接確認できます。
中古通販やフリマの場合は、出品者に「このMacについて」の画面を見せてもらうほか、機種IDや部品番号を確認する方法もあります。Appleは歴代MacBook Airを識別する公式ページを公開しています。Apple公式・MacBook Airのモデルを識別する[参照]
M5 MacBook Airの基本スペック
13インチM5 MacBook Airは10コアCPUを搭載し、構成によって8コアまたは10コアGPUを選択できます。16コアNeural Engineも搭載され、メモリ帯域幅は153GB/sです。Apple公式・13インチM5技術仕様[参照]
15インチモデルも10コアCPUを搭載し、10コアGPUを備えます。メモリは16GBを基本として24GBまたは32GBへ変更でき、ストレージは512GBから最大4TBまで選択できます。Apple公式・15インチM5技術仕様[参照]
| 主な項目 | M5 MacBook Air |
|---|---|
| 発売年 | 2026年 |
| 画面サイズ | 13.6インチ / 15.3インチ |
| CPU | 10コアCPU |
| メモリ | 16GBから、最大32GB |
| ストレージ | 512GBから、最大4TB |
| カラー | スカイブルー・シルバー・スターライト・ミッドナイト |
| バッテリー | ビデオストリーミング最大18時間 |
M5の速度はかなり速い?普段使いなら余裕がある
M5 MacBook Airは、Web閲覧、Office系アプリ、メール、オンライン会議、動画視聴、写真管理といった一般用途では十分以上の性能があります。普段使いでCPU性能不足を感じる場面はかなり限られるでしょう。
動画編集、RAW写真現像、プログラミング、複数アプリの同時使用といった比較的重い作業にも対応できます。M5ではCPUだけでなくGPUやAI処理性能も強化されており、Appleは前世代からの性能向上を特徴として挙げています。Apple公式発表[参照]
ただしMacBook Airはファンレス設計です。長時間にわたりCPUやGPUへ最大負荷をかけ続ける本格的な3D制作、大量の動画エンコードなどでは、冷却ファンを備えるMacBook Proのほうが適することがあります。「M5だから何をしてもProより速い」という意味ではありません。
16GBメモリは少ない?一般用途なら十分な容量
M5 MacBook Airの標準メモリは16GBです。Webブラウザを多数開きながらWordやExcelを使う、動画を見ながら作業する、簡単な写真・動画編集をするといった一般的な使い方なら、16GBは実用的な容量です。
例えばSafariやChrome、メール、Office、Zoomなどを同時に使う程度なら、16GBで困る利用者はそれほど多くないでしょう。「16GBしかないから遅いPC」という評価にはなりません。
一方、4K動画編集を頻繁に行う、大量のRAW画像を扱う、仮想マシンを複数動かす、大規模な開発をする、ローカルAI処理を多用するといった用途では24GBや32GBを検討する価値があります。
MacBookのメモリは後から増設できない
購入前に特に注意したいのは、Appleシリコン搭載MacBook Airではメモリを一般的なWindowsノートのように後から交換・増設する前提になっていないことです。
「16GBで買って、必要になったら32GBへ増設しよう」という使い方はできません。そのため5年以上使う予定で、将来的に負荷の高い作業を始める可能性が高ければ、購入時に24GBや32GBを選択する考え方もあります。
逆にネット、文書作成、動画視聴、写真整理が中心なら、将来性だけを理由に必ず32GBまで増やす必要はありません。用途と予算のバランスで決めるのが合理的です。
512GB SSDは足りない?使い方によって評価が変わる
512GBは一般的な用途では決して極端に少ない容量ではありません。macOSやアプリが容量を使用するため512GBすべてを自由に使えるわけではありませんが、文書、写真、音楽をほどほどに保存する程度なら十分使えます。
例えばインターネット、Office、大学のレポート、プログラミング、数万枚に満たない一般的な写真管理などが中心なら、512GBで何年も使える人は少なくありません。
一方、4K動画を大量に保存する、RAW写真を大量に撮影する、大容量ゲームを複数インストールする、iPhoneのバックアップをMac本体へ何世代も保存するといった使い方では、512GBは比較的早く埋まる可能性があります。
512GBと1TBで迷ったときの目安
| 使い方 | 512GB | 1TB以上を検討 |
|---|---|---|
| ネット・メール・Office | 十分になりやすい | 通常は必須ではない |
| 大学・仕事用 | 多くの場合十分 | 大量データを保存するなら検討 |
| 写真管理 | 一般的な量なら可 | RAW写真が大量なら有利 |
| 動画編集 | 軽い編集なら可 | 4K動画を多数保存するなら推奨 |
| ゲーム | 本数次第 | 大型ゲームを多数入れるなら有利 |
| 外付けSSDを使える | 費用を抑えやすい | 内蔵容量を増やす必要性は低下 |
MacBook AirにはThunderbolt 4対応USB-Cポートがあるため、写真や動画などは高速な外付けSSDへ保存できます。常に持ち歩かないデータなら、内蔵SSDを高容量化するより外付けSSDを利用するほうが費用を抑えられる場合があります。
M5では512GBが標準容量になった
M5 MacBook Airでは、標準の最小ストレージ容量が512GBになりました。Appleによると、前世代の最小構成に対して容量が2倍になり、SSD自体についても前世代より高速な読み書き性能をうたっています。Apple公式・M5 MacBook AirのSSD[参照]
そのため16GBメモリ・512GB SSDは、M5 MacBook Airとしては特殊な低スペック構成ではなく、標準的な構成です。
Web、文書作成、動画視聴、軽い写真編集などが中心なら「16GB・512GBでは足りない」と心配しすぎる必要はありません。容量不足が心配なのは、主に写真・動画・ゲームなど大きなファイルを本体へ大量保存する場合です。
M5 MacBook Airの価格はいくら?
M5 MacBook Airは2026年3月の発売当初、Apple公式で13インチが184,800円(税込)から、15インチが219,800円(税込)から案内されていました。Apple公式・発売時価格[参照]
その後価格改定があり、2026年8月時点のApple公式価格では、13インチM5 MacBook Airは224,800円(税込)から、15インチは264,800円(税込)から案内されています。基本構成はいずれも512GBストレージからです。Apple公式・現在のMac比較と価格[参照]
購入時期によって「18万円台だった」「22万円台だった」という異なる価格情報が見つかるのは、この価格改定の影響があります。古い記事だけで現在価格を判断しないよう注意が必要です。
ヨドバシなど量販店ではいくらくらい?
2026年8月時点の価格比較情報では、13.6インチのM5・16GB・512GBモデルについて、ヨドバシ.comなど大手量販店で224,800円前後の掲載例があります。ヨドバシではポイント還元が付く場合があるため、Apple直販と表示価格が同じでも実質的な条件が異なることがあります。価格.com・M5 16GB/512GB販売価格比較[参照]
一方、実売価格はカラー、在庫、キャンペーン、ポイント還元などで変動します。特にMacは期間限定値引きやポイントアップの対象になる場合があるため、「ヨドバシなら必ず○円」と固定して考えず、購入当日の価格を確認するのが確実です。
また13インチと15インチでは価格が異なります。写真だけで画面サイズが分からない場合は、価格を判断する前に13インチか15インチかを確認してください。
中古品なら新品価格だけで判断しない
中古のMacBook Airを検討している場合、新品との差額だけでなくバッテリー状態、保証、キーボード配列、外装状態、充電器の有無などを確認する必要があります。
特にAppleシリコンMacでは、メモリや内蔵SSDを購入後に一般ユーザーが交換してアップグレードすることは基本的にできません。そのため、中古で16GB・512GBを買った後に「やはり1TBが欲しい」と思っても内蔵SSDを簡単に交換することはできません。
購入予定品が新品価格と数万円しか違わない場合には、新品の保証やバッテリー状態を含めて比較するとよいでしょう。逆に十分安く、バッテリー状態も良好なら中古品にもメリットがあります。
「スペースグレイのM5」と書かれた商品は購入前に確認が必要
中古サイトなどで「MacBook Air M5・16GB・512GB・スペースグレイ」と表示されていた場合、そのまま信用して購入するのはおすすめできません。Apple公式仕様ではM5 MacBook Airにスペースグレイというカラーが存在しないためです。
商品説明で単にミッドナイトをスペースグレイと表現している可能性もありますが、M3など別世代のMacをM5と誤記している可能性も否定できません。
少なくとも購入前には「このMacについて」の画面、搭載チップ、画面サイズ、メモリ、ストレージ、機種ID、シリアル番号または部品番号などを確認し、商品説明と一致するかチェックしましょう。シリアル番号をネット上へ不用意に公開する必要はありません。
M3のスペースグレイとM5を間違えないためのポイント
2024年のM3 MacBook Airには正式にスペースグレイがあります。13インチ・15インチの双方でスペースグレイが用意されていました。Apple公式・15インチM3 MacBook Air仕様[参照]
M3も現在の日常用途では十分高速なMacですが、M5とは発売年もチップ性能も異なります。価格も当然違うため、中古価格を評価する際にはここを間違えないことが重要です。
見た目が似ているからこそ、「色から世代を推測して終わり」ではなく、システム情報でチップ名を確認するのが最も確実です。
16GB・512GBモデルはどんな人に向いている?
16GBメモリ・512GB SSDのM5 MacBook Airは、学生、会社員、Web利用中心の人、プログラミングをする人、軽~中程度の写真・動画編集をする人など、かなり幅広い利用者に適した構成です。
例えば「ブラウザを20タブ程度開き、Officeを使い、YouTubeを再生しながら作業する」といった使い方なら、M5と16GBメモリは十分余裕のある構成です。
一方、「5~7年間使いながら本格的な動画制作を始めたい」「大量の写真・動画をすべて本体へ保存したい」という場合は、24GB以上のメモリや1TB以上のストレージを選択する意味があります。
まとめ|M5なら2026年式だが「スペースグレイ」という情報は要確認
M5を搭載したMacBook Airは2026年3月発売の2026年モデルです。13インチと15インチがあり、標準構成では16GBユニファイドメモリと512GB SSDを搭載します。
M5は一般用途には非常に高性能で、16GBメモリもWeb、Office、プログラミング、軽~中程度のクリエイティブ作業なら十分実用的です。512GB SSDも一般用途では不足とは限りませんが、大量の動画・写真・ゲームを保存する場合は1TB以上や外付けSSDを検討するとよいでしょう。
2026年8月時点のApple公式価格では、M5 MacBook Airは13インチが224,800円(税込)から、15インチが264,800円(税込)からです。量販店では同程度の価格にポイント還元が付く場合があり、実売価格は時期や在庫で変動します。
最も重要なのは、M5 MacBook Airにはスペースグレイが存在しないことです。M5の公式カラーはスカイブルー、シルバー、スターライト、ミッドナイトです。スペースグレイに見える実機や商品説明なら、本当にM5なのかを必ず確認してください。
写真だけでは正確な年式を断定できない場合があります。「このMacについて」に表示されるチップ名や機種ID、部品番号まで確認すれば、2026年M5モデルなのか、2024年M3など別世代のモデルなのかを安全に判別できます。


コメント