Tfasで送風機や空調機器を登録する際、5面図を作成しても3D表示では単純な箱形状(ボックス)になってしまうことがあります。特に片吸気シロッコファンのような特殊な形状を再現したい場合、標準の5面図登録だけでは限界があります。この記事では、Tfasにおける5面図登録の仕組みと、シロッコファン形状を表現する方法について解説します。
なぜ5面図登録すると3Dでボックスになるのか
Tfasの5面図登録は、基本的に平面・正面・側面などの2D情報を設備シンボルとして管理するための機能です。
そのため、5面図から自動生成される3D形状は、多くの場合で外形寸法を基準とした簡易的なソリッド形状となり、実際の機器形状を忠実に再現するものではありません。
片吸気シロッコファンのように吸込口やケーシングが複雑な形状であっても、5面図登録のみでは箱状に表示されるケースが一般的です。
システム登録されている送風機が特殊形状に見える理由
Tfas標準ライブラリに登録されている送風機や空調機器の中には、3D表示時に実機に近い形状を持つものがあります。
これは単純な5面図登録ではなく、専用に作成された3Dモデルや機器データが関連付けられているためです。
標準ライブラリの機器形状は、ユーザーが通常の5面図登録で作成する設備シンボルとは仕組みが異なる場合があります。
片吸気シロッコファン形状を再現する方法
実機に近い形状で表示したい場合は、5面図登録ではなく3D部品や専用モデルを利用する方法が有効です。
具体的には以下のような方法があります。
- 既存の標準ライブラリから近い送風機を流用する
- メーカー提供の3Dデータを利用する
- CADで作成した3D形状を設備部品として登録する
- BIM対応データを活用する
これらの方法であれば、吸込口や吐出口の位置関係も再現しやすくなります。
5面図登録を活用する場合の考え方
実務では3D形状の再現性よりも、平面図や施工図で必要な情報を正確に表現することが重視されるケースが少なくありません。
そのため、片吸気シロッコファンについても5面図登録では平面図・立面図で分かりやすく表現し、3Dは参考表示として割り切る運用が行われることがあります。
| 用途 | 推奨方法 |
|---|---|
| 施工図作成 | 5面図登録 |
| 干渉チェック | 簡易3Dでも可 |
| BIMモデル化 | 専用3D部品 |
| プレゼン用途 | 詳細3Dモデル |
既存ライブラリを参考にする方法
もし社内ライブラリや標準ライブラリに近い送風機が登録されている場合は、その部品情報を確認すると作成方法のヒントが得られることがあります。
特に属性設定や3D部品の関連付けが行われている場合、自作部品への応用が可能です。
実際には、5面図だけでなく別途3D情報が登録されているケースも多いため、ライブラリ構成を確認してみる価値があります。
まとめ
Tfasの通常の5面図登録では、片吸気シロッコファンを3D表示した際にボックス形状になるのが基本的な仕様です。標準ライブラリにあるような送風機形状を再現したい場合は、5面図だけではなく専用の3D部品やBIMデータを利用する必要があります。施工図用途であれば5面図登録で十分なことも多いですが、形状再現を重視する場合は3Dモデル登録を検討するとよいでしょう。


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