FMVのWindows10パソコンからWindows11搭載パソコンへ買い替え、引っ越しソフトでデータ移行を行った後に、ExcelやWordが開けるものの編集できないというケースがあります。
この症状は、ファイルや設定の移行が失敗したというよりも、新しいパソコン側でOfficeのライセンス認証が完了していないことが原因で発生する場合が多くあります。この記事では、Microsoft 365 PersonalやOffice Home & Business 2024搭載パソコンで編集機能を復活させるための確認方法を解説します。
ExcelやWordが開けるのに編集できない主な原因
ExcelやWordのファイルを開ける状態でも編集できない場合、Officeアプリが「閲覧のみ」の状態になっている可能性があります。
今回のように「このExcelのプレビューはまもなく終了します」「デスクトップアプリでは読み取り専用アクセス権が引き続き保持されます」と表示される場合、Excel Freeのプレビュー版として動作している状態が考えられます。
つまり、以前のパソコンからExcelやWordのデータを移動できても、新しいパソコンに付属しているOfficeライセンスが正しく認識されていなければ、編集機能は利用できません。
引っ越しソフトではOfficeのライセンスは移行されない
パソコンの買い替え時に引っ越しソフトを使用すると、写真や文書ファイル、設定などは移行できます。しかし、Microsoft Officeのライセンス情報まで完全に移行できるわけではありません。
例えば、旧パソコンで利用していたOfficeの設定を新しいパソコンへコピーしても、新しいパソコンに付属しているMicrosoft 365 PersonalやOffice Home & Business 2024の認証作業は別途必要になります。
そのため、新しいFMVパソコンでは、付属しているOffice製品をMicrosoftアカウントへ登録して有効化する作業が必要です。
Office Home & Business 2024のライセンスを確認する方法
まず、WordまたはExcelを起動してライセンス状態を確認します。
確認手順は以下の通りです。
- WordまたはExcelを開く
- 左下の「アカウント」を選択する
- 「製品情報」を確認する
- Microsoft 365 PersonalやOffice Home & Business 2024が表示されているか確認する
ここで「ライセンス認証が必要です」「製品が非アクティブです」などの表示がある場合は、Officeの有効化が完了していません。
MicrosoftアカウントでOfficeを有効化する手順
新しいFMVパソコンに付属しているOfficeを利用するには、購入時に使用したMicrosoftアカウントでサインインする必要があります。
一般的な手順は以下になります。
- ExcelまたはWordを起動する
- 「サインイン」を選択する
- Officeを登録したMicrosoftアカウントでログインする
- 表示される案内に従ってライセンス認証を完了する
Office Home & Business 2024が付属しているモデルの場合、正しく認証されると「Office Home & Business 2024」と表示され、ExcelやWordの編集機能が利用できるようになります。
Microsoft 365 PersonalとOffice Home & Business 2024の違いを確認する
最近のFMVパソコンでは、Microsoft 365 Personalの利用権とOffice Home & Business 2024の永続版ライセンスが選択できるモデルがあります。
Microsoft 365 Personalは月額または年額で利用するサブスクリプション型のサービスで、常に最新版のOfficeを利用できます。一方、Office Home & Business 2024は一度購入すれば追加料金なしで利用できる永続版です。
購入時にどちらを利用するか選択するタイプの製品では、設定時に誤ってMicrosoft 365の試用版側を選んでいる可能性もあります。その場合はOfficeアプリのアカウント画面から現在の状態を確認しましょう。
Officeを再インストールしたほうがよい場合
ライセンス認証を確認しても編集できない場合は、Officeを一度削除して再インストールすることで解決する場合があります。
特に引っ越しソフトで旧パソコンのOffice関連ファイルや設定がコピーされている場合、古い情報が残って正常な認証を妨げることがあります。
その場合はMicrosoftアカウントのサービス画面からOfficeを再取得し、FMVに付属している正しいライセンスでインストールし直すと改善する可能性があります。
まとめ:ExcelやWordの編集不可はOffice認証を確認することが重要
FMVのWindows11パソコンへデータ移行した後、ExcelやWordが閲覧のみになってしまう場合は、ファイル移行の問題ではなくOfficeライセンスの認証状態が原因であることが多くあります。
まずはExcelやWordの「アカウント」画面で製品情報を確認し、付属しているMicrosoft 365 PersonalやOffice Home & Business 2024が正しく有効化されているか確認しましょう。
新しいパソコンに付属したOfficeライセンスを正しく登録すれば、以前のファイルをそのまま利用しながらExcelやWordの編集機能を使えるようになります。

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