Zoomウェビナーで通訳を使用している場合、各言語ごとに字幕を別々に保存したいというニーズがあるかもしれません。しかし、デフォルト設定では、複数の言語が混在した字幕が一つのVTTファイルにまとめて記録されてしまうことがあります。この記事では、Zoomウェビナーで言語ごとの字幕を別々に保存する方法について解説します。
Zoomウェビナーの字幕設定について
Zoomウェビナーでは、通訳者が複数の言語を翻訳する場合、通訳を有効にすると、各言語に対応した字幕をリアルタイムで表示できます。しかし、クラウドレコーディングを行うと、これらの字幕は通常、すべて1つのVTTファイルに統合されます。このため、英語と日本語が混ざった状態で字幕が表示されることがあります。
このような字幕の設定について、まずはZoomの設定を確認し、複数言語の字幕を分けて保存するための方法を探る必要があります。
Zoomの字幕ファイル分割設定
Zoomウェビナーの字幕設定で、各言語ごとの字幕ファイルを個別に保存するための設定は、現在のところ標準機能では提供されていません。Zoomは、複数の通訳言語を含む字幕を1つのVTTファイルに統合してしまうため、言語ごとに別々のファイルとして保存することはできません。
このため、もし言語ごとの字幕を分けて保存したい場合、Zoom以外のツールやサービスを使用する必要があります。例えば、字幕ファイルを手動で編集し、必要な言語の字幕を切り分ける方法や、字幕ファイルを自動で言語別に処理する外部サービスを利用する方法があります。
手動でVTTファイルを編集する方法
もし字幕を言語ごとに分けたい場合、VTTファイルを手動で編集することが一つの解決方法です。VTTファイルはテキストファイルで、時間コードと字幕の内容が含まれています。
VTTファイルを開くと、英語と日本語の字幕が一緒に記録されています。このファイルを編集して、日本語部分のみを新しいファイルにコピーしたり、英語部分を別ファイルに保存することができます。この作業は手間がかかりますが、各言語ごとの字幕ファイルを分けることができます。
外部ツールを使って字幕を分ける方法
もし手動での作業を避けたい場合、字幕を自動的に分けるツールを利用することも一つの方法です。例えば、VTTファイルを処理できる字幕編集ソフトウェアやサービスを使うことで、言語ごとの字幕を自動で抽出し、別々のファイルとして保存することが可能です。
外部ツールを使うことで、手動での編集作業を省略でき、作業の効率化が図れます。オンラインで利用できるツールや、字幕専用のソフトウェアを調べてみると良いでしょう。
まとめ
Zoomウェビナーで複数言語の字幕をクラウドレコーディングする場合、現状では言語ごとに字幕ファイルを自動で分ける方法は提供されていません。しかし、手動でVTTファイルを編集する方法や、外部ツールを使って字幕を分ける方法があります。今後、Zoomのアップデートでこの機能が追加されることを期待しつつ、現在の方法で適切に対応しましょう。
コメント