海外送金について調べていると、「SWIFT送金」「Wise」「SWIFTコード」などの言葉を見かけることがあります。しかし、初めてだと「結局何が違うの?」「WiseでもSWIFT送金なの?」と混乱しやすいポイントでもあります。この記事では、SWIFT送金の仕組みや、Wiseとの違い、実際に海外送金するときに知っておきたいポイントをわかりやすく整理します。
SWIFT送金とは何か
SWIFT送金とは、世界中の銀行同士が連携して行う国際送金ネットワークのことです。
「SWIFT」は正式には「Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication」の略です。
簡単に言うと、海外銀行間で安全に送金情報をやり取りする仕組みです。
例えば、日本の銀行からアメリカの銀行へ送金する場合、SWIFTネットワークを通じて送金指示が伝達されます。
つまりSWIFT自体は“銀行”ではなく、国際送金の通信網に近い存在です。
SWIFTコードとは?
海外送金時によく必要になるのが「SWIFTコード(BICコード)」です。
これは銀行を識別するための国際コードです。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 銀行名 | どの銀行か |
| 支店コード | どの支店か |
| SWIFTコード | 国際識別番号 |
例えば三菱UFJ銀行なら「BOTKJPJT」のようなコードがあります。
海外送金では、このコードを使って送金先銀行を特定します。
WiseはSWIFT送金と何が違う?
Wise(旧TransferWise)は、従来銀行とは少し違う仕組みで海外送金を行うサービスです。
一般的なSWIFT送金では、中継銀行を経由しながら国際送金されます。
一方でWiseは、各国に持っている現地口座同士を活用することで、実際には大きなお金を国境移動させずに送金処理する仕組みを使うことがあります。
そのため、以下の特徴があります。
| 比較 | SWIFT送金 | Wise |
|---|---|---|
| 送金速度 | 数日かかることも | 比較的速い |
| 手数料 | 高めになりやすい | 比較的安い |
| 中継銀行 | あり | 不要な場合が多い |
| 為替レート | 銀行独自レート | 実勢レート寄り |
ただし、Wiseでも一部の送金ではSWIFTネットワークを使う場合があります。
なぜSWIFT送金は手数料が高くなりやすいのか
SWIFT送金では、中継銀行(コルレス銀行)が複数入ることがあります。
そのため、以下のような費用が発生するケースがあります。
- 送金手数料
- 中継銀行手数料
- 受取銀行手数料
- 為替手数料
送った側が「1万円送金したつもり」でも、実際の受取額が減っているケースがあります。
これが、海外送金で「思ったより少ない」と感じる原因になることがあります。
Wiseが人気な理由
最近Wiseが利用されることが増えている理由として、コスト透明性があります。
特に以下を重視する人に人気があります。
- 留学費用送金
- 海外フリーランス報酬
- 海外通販
- 海外口座間送金
アプリ上で「実際にいくら届くか」が比較的わかりやすく表示されるため、初心者でも使いやすいと言われています。
SWIFT送金が必要になるケースもある
ただし、全てWiseだけで完結できるわけではありません。
以下のような場合は、従来のSWIFT送金が必要になることがあります。
- 法人間大口送金
- 一部対応外通貨
- 特殊な海外銀行
- 証券口座送金
特に企業取引では、今でもSWIFT送金が主流な場面は多いです。
まとめ
SWIFT送金とは、世界中の銀行が利用している国際送金ネットワークのことです。
一方、Wiseは従来のSWIFT送金よりも低コスト・高速化を目指した海外送金サービスで、現地口座ネットワークを活用している点が特徴です。
ただし、Wiseでも一部SWIFT送金を使う場合があり、用途によって最適な方法は異なります。海外送金では、送金速度・手数料・対応銀行・為替レートを比較しながら選ぶのが重要です。


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