Mac版Microsoft Wordで作成した文書に、WebサイトのURLやメールアドレスなどのハイパーリンクが大量に含まれている場合、1つずつ右クリックして削除するのは非常に手間がかかります。特にコピーした文章や資料では、意図せず多くのリンクが設定されていることがあります。
この記事では、Mac用Wordで文書内に点在するハイパーリンクをまとめて削除する方法や、Windows版との違い、作業時の注意点について詳しく解説します。
Mac版Wordでハイパーリンクを一括削除する基本方法
Mac版Wordでは、Windows版のように簡単なショートカットだけで文書内すべてのハイパーリンクを解除できない場合があります。そのため、いくつかの方法を使い分ける必要があります。
最も確実な方法の1つは、Wordの「検索と置換」機能やマクロ機能を利用して、文書内のリンク情報をまとめて削除する方法です。
文書の量が少ない場合は手動削除でも対応できますが、数十個以上のリンクがある資料では一括処理を利用した方が効率的です。
方法1:ショートカットキーでハイパーリンクを解除する
Mac版Wordでは、選択した範囲内のハイパーリンクを解除する操作が利用できます。
手順は以下の通りです。
- Word文書を開く
- ハイパーリンクを削除したい範囲を選択する
- メニューバーから「編集」または「右クリックメニュー」を確認する
- 「ハイパーリンクを解除」を選択する
ただし、この方法は選択した範囲が対象となるため、文書全体に大量のリンクがある場合は作業量が多くなります。
方法2:Mac版Wordでマクロを使って全ハイパーリンクを削除する
文書内に存在するすべてのハイパーリンクを一括削除したい場合は、Wordのマクロを利用する方法が便利です。
以下のようなマクロを実行すると、文書内のハイパーリンクをまとめて解除できます。
Sub RemoveAllHyperlinks() Dim link As Hyperlink For Each link In ActiveDocument.Hyperlinks link.Delete Next link End Sub
マクロを使用する場合は、Wordの設定でマクロの利用を許可する必要があります。また、作業前に元のファイルを複製してバックアップを作成しておくと安心です。
例えば、Webページからコピーした文章を大量に貼り付けたレポートでは、数百個のリンクが含まれていることがあります。このような場合でもマクロなら短時間で解除できます。
Windows版Wordとの違いについて
Windows版Wordでは「Ctrl+A」で文書全体を選択した後、「Ctrl+Shift+F9」を押すことで、選択範囲内のフィールドやハイパーリンクを一括解除できます。
しかし、Macでは同じ操作がそのまま利用できない場合があります。そのため、Macユーザーはメニュー操作やマクロなど別の方法を使う必要があります。
Windowsで紹介されている方法をMacで試してうまくいかない場合は、OSやWordのバージョンによる違いが原因である可能性があります。
ハイパーリンクを削除するときの注意点
ハイパーリンクを解除すると、リンク先へ移動する機能だけでなく、一部の書式情報も変更される場合があります。
例えば、URL部分だけを残したい場合は、リンク解除後に文字色や下線などの書式を調整する必要があります。
また、共有用の資料や提出用の文書では、リンクを残した方が便利な場合もあるため、削除前に本当に不要か確認することが大切です。
まとめ
Mac版Wordで文書内に点在するハイパーリンクを一括削除する場合、少量なら手動解除、大量の場合はマクロを利用する方法が効率的です。
Windows版で使えるショートカットがMacでは利用できないこともあるため、Mac環境に合った方法を選ぶ必要があります。
重要な文書で作業する場合は、必ず元ファイルを保存した上でハイパーリンク削除を行うことで、万が一のトラブルを防ぎながら安全に編集できます。


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