Blenderで複数のオブジェクトをFBX形式でエクスポートする際、オブジェクトのトランスフォームを保持しつつ、それぞれの原点に合わせてエクスポートする方法があります。この記事では、効率的に作業するための手順とポイントを解説します。
1. オブジェクト原点とワールド原点の違い
Blenderでは各オブジェクトに独自の原点(Origin)が設定されており、エクスポート時にはFBXがワールド原点を基準に配置されることがあります。トランスフォームを保持せずにエクスポートすると、オブジェクトがワールド原点に集まってしまいます。
2. FBXエクスポート設定の調整
エクスポート時の設定で、以下を確認します。
- 「Apply Transform」をオフにすることで、オブジェクト自身の位置・回転・スケールを維持できます。
- 「Selected Objects」をオンにして、必要なオブジェクトだけをエクスポートします。
3. 原点を活かしたエクスポートの手順
1. Blenderで対象オブジェクトを選択
2. [File] → [Export] → [FBX (.fbx)]を選択
3. エクスポート設定で「Apply Transform」をオフ、必要に応じて「Selected Objects」をオン
4. 「Forward / Up」軸の設定を適切に調整
5. エクスポート
これにより、各オブジェクトの原点位置が保持され、個別の位置・回転を保ったままFBXとして出力されます。
4. 複数オブジェクトをまとめる場合の注意
ドア枠・ドア本体・ドアノブなど、原点位置が異なるオブジェクトをまとめてエクスポートする場合、親子関係(Parent)を設定すると、相対位置が崩れる可能性があります。必要に応じて親子関係を解除してからエクスポートすると安全です。
5. まとめ
Blenderでオブジェクトごとの原点を保持してFBXエクスポートするには、「Apply Transform」をオフにしてエクスポートすることが重要です。これにより、個別オブジェクトの位置・回転を保持したまま作業量を減らせます。親子関係や選択オブジェクトに注意すれば、大量のオブジェクトでも効率的に作業できます。


コメント