Vectorworksで作業していると、オブジェクトに適用されたテクスチャを外したい場面がよくあります。特にマテリアル設定やレンダリング後に不要な質感が残ってしまうケースは初心者がつまずきやすいポイントです。本記事ではテクスチャの外し方と基本的な考え方を整理します。
Vectorworksのテクスチャの基本構造
Vectorworksではオブジェクトに対して「クラス」「マテリアル」「個別設定」でテクスチャが適用されます。
そのため単純に削除するのではなく、どの階層で設定されているかを確認する必要があります。
特にレンダリング設定によって見え方が変わる点に注意が必要です。
オブジェクト単体のテクスチャを外す方法
まず対象オブジェクトを選択し、属性パレットを開きます。
「テクスチャ」の項目で「なし」または空白を選択することで個別設定を解除できます。
これにより、そのオブジェクトだけテクスチャが消え、デフォルト表示に戻ります。
クラス設定によるテクスチャを解除する方法
オブジェクトではなくクラスにテクスチャが設定されている場合があります。
その場合はクラス設定を開き、テクスチャ欄を「なし」に変更します。
クラス全体に影響するため、複数オブジェクトの一括解除が可能です。
マテリアル設定が原因の場合
新しいバージョンではマテリアル機能が優先されることがあります。
マテリアルにテクスチャが含まれている場合は、マテリアル自体を変更または解除する必要があります。
この場合は属性パレットではなく「マテリアル管理」で編集します。
レンダリング設定による見え方の違い
テクスチャを外してもレンダリングモードによっては残って見えることがあります。
特にOpenGLやシェイド表示ではキャッシュが影響する場合があります。
表示を更新するためにビューの再描画を行うと改善することがあります。
まとめ
Vectorworksのテクスチャはオブジェクト・クラス・マテリアルの複数階層で管理されています。
そのため適切な階層を特定して解除することが重要です。
仕組みを理解すれば、意図しない質感の表示も正しくコントロールできるようになります。


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