Illustratorで七宝柄のパターンを作成し、レーザーカッター用にアウトライン化する際、パターンの分割やクリッピングマスクの解除、グループ解除を行った後でも、合体すると意図しない形状になることがあります。この記事では、原因と正しい手順を解説します。
原因:パターンやオブジェクトの複雑な構造
パターンを作成すると、内部で複数のオブジェクトがサブグループ化されています。
クリッピングマスクを解除しただけでは、サブグループ内のオブジェクトが個別に残り、合体操作で予期せぬ形状になることがあります。
また、線の重なりや透明オブジェクトが残っている場合も、合体結果が乱れる原因になります。
正しい手順の例
1. パターンをオブジェクトに展開:『オブジェクト > パターン > 分割』を使用
2. クリッピングマスクを解除:『オブジェクト > クリッピングマスク > 解除』
3. グループを解除:『オブジェクト > グループ解除』
4. 不要なオブジェクトや透明部分を削除
この段階で、個別のパスが独立していることを確認します。
合体操作の注意点
パスファインダーの『合体』機能を使用する前に、すべてのパスが正しく閉じているか確認してください。
開いたパスや重複した線があると、合体後に穴が開いたり形状が崩れることがあります。
必要に応じて、拡張や分割、パスの連結を行い、正しい閉じたパスにしてから合体操作を行うと安定します。
レーザーカッター用データ作成のポイント
レーザーカッター用データでは、不要なオブジェクトや透明レイヤーがあるとカット時に問題が起こることがあります。
最終的には、パスが閉じた単純な形状で、すべてのオブジェクトが統合された状態にしておくことが望ましいです。
また、塗りや線の属性も確認し、線幅や重なりがカットに影響しないよう調整します。
まとめ
Illustratorでパターンをアウトライン化しレーザーカッター用に合体する場合、原因はパターン内部の複雑なサブグループや未閉鎖パスにあります。
分割、クリッピングマスク解除、グループ解除を行った後に不要なオブジェクトを整理し、すべてのパスを閉じてからパスファインダーで合体すると、正しいデータを作成できます。


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