アクリルキーホルダー制作では、アイビスペイントで描いたイラストをIllustratorで加工し、レーザーカッター用データに仕上げるワークフローが一般的です。しかし初心者の場合、「どの形式で保存すべきか」「Illustratorで何をすればいいのか」「カットラインの作り方」などでつまずきやすい工程でもあります。本記事では、実際の制作フローに沿ってわかりやすく整理します。
制作フロー全体の流れを理解する
まず全体像を把握すると、作業の迷いが大きく減ります。
基本的な流れは「アイビスで作画 → PNG書き出し(透過) → Illustratorで配置・調整 → カットライン作成 → レーザーカッター用データ出力」です。
それぞれの工程は独立しているため、役割を理解して進めることが重要です。
アイビスでのイラスト作成と透過保存のポイント
アイビスでは、必ず背景を透過した状態で書き出すことが重要です。
保存形式はPNGを選択し、背景レイヤーを非表示にしておきます。
この段階で解像度が低いと後工程で劣化するため、できるだけ大きめサイズで作成するのが安全です。
Illustratorでの配置とベクターデータ化の基本
Illustratorでは、まずPNG画像を配置し、アートボード上に正しく配置します。
次に必要に応じて「画像トレース」機能を使い、線をベクター化します。
レーザーカッターで扱う場合は、アウトラインデータが重要になるため、ここで形状をしっかり整えることがポイントです。
カットライン(外枠)の作り方
レーザーカッター用データでは、カットラインを別レイヤーで作るのが基本です。
ペンツールやパスファインダーを使い、外周をきれいな1本の線にまとめます。
一般的には「線色を赤」「線幅0.001mm」など、機種指定のルールに従う必要があります。
レーザーカッター用データ出力の注意点
出力時は、SVGやAI形式、または機器指定の形式に書き出します。
重要なのは「塗りと線の区別」「グループ化の解除」「不要なオブジェクトの削除」です。
これを怠ると、カット位置ずれや誤動作の原因になります。
よくある失敗と回避方法
初心者がよくつまずくのは「画像がぼやける」「カット線が認識されない」「サイズがずれる」といった問題です。
これらはほとんどが解像度不足やレイヤー設定ミスによって発生します。
作業ごとにチェックリストを作ることで、ミスを大幅に減らせます。
まとめ
アイビス・Illustrator・レーザーカッターの連携は、工程ごとの役割を理解すれば難しくありません。
特に重要なのは「透過PNG」「ベクターデータ」「カットラインの分離」の3点です。
一度テンプレート化してしまえば、次回以降の制作はスムーズに進められます。


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