DaVinci Resolve 21で追加されたフォントのお気に入り機能が、通常のテキストでは反映されるのに「テキスト+」では適用されない現象に遭遇することがあります。これは不具合というより、テキストツールの仕様や挙動の違いによって起きるケースが多いです。本記事ではその原因と対処法を整理します。
テキスト+と通常テキストの違い
DaVinci Resolveには「テキスト」と「テキスト+(Text+)」という2種類のテキスト機能があります。
通常のテキストはシンプルな字幕向けですが、テキスト+はFusionベースの高度なエフェクト用です。
そのためフォント管理や適用処理の仕組みが異なります。
お気に入りフォントがテキスト+で反映されない理由
テキスト+は内部的にFusionコンポジションとして動作しており、フォント設定が通常テキストと完全に連動していません。
お気に入りフォント機能はテキストツール側に最適化されているため、Text+では正常に呼び出されない場合があります。
これはバージョン21時点で報告されている挙動の一つです。
対処法① フォントを手動で再選択する
Text+でフォントが反映されない場合、一度フォント一覧を開き直して手動で選択する方法があります。
お気に入りから直接適用できない場合でも、同じフォントを通常リストから選ぶと反映されることがあります。
単純ですが最も確実な回避方法です。
対処法② テキスト+のキャッシュ・リセット
FusionベースのText+はキャッシュの影響でUI反映が遅れることがあります。
一度プロジェクトを保存・再起動することで改善するケースがあります。
また該当ノードを削除して再作成する方法も有効です。
対処法③ バージョン依存の不具合の可能性
DaVinci ResolveはアップデートごとにUI仕様やフォント管理が変更されることがあります。
特定バージョンではText+とフォントお気に入りの互換性が不完全な場合があります。
その場合はアップデート情報や公式フォーラムの確認が重要です。
実務上の回避策
頻繁にフォントを使う場合は、通常テキストでデザインしてから必要に応じてText+へ移行する方法もあります。
また、よく使うフォントはプリセットとして保存しておくと作業効率が上がります。
編集フローを分けることでトラブルを減らせます。
まとめ
Text+でフォントのお気に入りが反映されないのは、機能の仕様差やFusionベースの構造による影響が主な原因です。
手動選択や再作成、バージョン確認によって多くのケースは回避できます。
用途に応じてテキストとText+を使い分けることが安定した編集につながります。


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