FreeCADでSVGを読み込む際、展開される位置が毎回異なると作業効率が低下します。特に設計の基準点として原点を利用したい場合、読み込み時に中心を原点に固定する方法を知っておくと便利です。この記事では、SVGを原点に揃える具体的な手順とコツを解説します。
SVG読み込み時の座標問題
FreeCADではSVGの座標情報に基づきオブジェクトが配置されます。そのため、SVG作成時に原点以外の座標にデザインが配置されている場合、FreeCAD上でも同じ位置に展開されます。
このため、毎回位置を手動で調整する必要があり、中心を原点に固定できないと感じるユーザーが多いです。
読み込み後に中心を原点に移動する方法
SVGを読み込んだ後、Draft Workbenchの移動ツールを使ってオブジェクトを原点に合わせることができます。
具体例として、すべてのオブジェクトを選択し、原点座標(0,0,0)に移動させる操作を行うことで、毎回中心を揃えることが可能です。
SVG作成時の工夫
あらかじめIllustratorやInkscapeなどでSVGの中心を原点に配置して保存すると、FreeCAD読み込み時に原点に展開されやすくなります。
デザイン全体の重心を計算し、アートボードの中心に合わせることで、毎回手動調整する手間を減らせます。
自動化の方法
Pythonマクロを使うと、読み込み後に自動で原点に移動する処理を組み込むことが可能です。これにより、大量のSVGを扱う場合でも効率的に作業できます。
マクロでは、読み込んだオブジェクトのバウンディングボックスの中心を取得し、原点に移動させるスクリプトを実行するだけで、自動配置が実現できます。
まとめ
FreeCADでSVGを読み込む際、位置が毎回異なる問題は、読み込み後の移動操作、SVG作成時の原点配置、Pythonマクロによる自動化で解決できます。これらを組み合わせることで、効率的にデザインの中心を原点に固定して作業が可能になります。


コメント